シーボルト【Philipp Franz Balthasar von Siebold】
シーボルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/29 03:38 UTC 版)
シーボルト(Siebold)は、ドイツ系の姓。標準ドイツ語ではズィーボルトだが、南部では"s"が濁らないためスィーボルトとなり、日本語の慣用的表記で「シーボルト」となる。日本で単に「シーボルト」というと、日本と深い関わりのあるフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトを指すことが多い。
人物
- フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト - ドイツ出身の医師、博物学者。長崎に鳴滝塾をつくった。植物分野におけるIPNIの登録略記『Siebold』。
- アレクサンダー・フォン・シーボルト - 在日本イギリス公使館の通弁官(通訳)。フィリップ・フランツの長男。
- ハインリヒ・フォン・シーボルト - ドイツ出身の考古学者、在日本オーストリ=ハンガリー帝国公使館代理公使、通訳官。フィリップ・フランツの次男。
- カール・テオドール・エルンスト・フォン・ジーボルト - ドイツの動物学者、生理学者。フィリップ・フランツの従弟。 植物学分野におけるIPNIの登録略記『C.Siebold』。原生動物など分野の生物の学名の記載者の表記として『Siebold』も使われる。
- アガーテ・フォン・ジーボルト - ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスの婚約者。フィリップ・フランツの従兄弟の娘。
その他
- シーボルト - JR九州がかつて運行していた特急列車。シーサイドライナー (列車) を参照。
シーボルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 06:43 UTC 版)
実在の人物。ドイツ人の医師で、1823年6月に来日し、長崎出島のオランダ商館医となり、翌年、出島の外に鳴滝塾を開設して、西洋医学(蘭学)教育を行なった。
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