シーボルト事件とは? わかりやすく解説

シーボルト‐じけん【シーボルト事件】

読み方:しーぼるとじけん

文政11年(1828)シーボルト帰国の際に、国禁日本地図葵紋付き衣服などを持ち出そうとして発覚した事件シーボルト翌年国外追放門人多数処罰された。


シーボルト事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 09:00 UTC 版)

シーボルト事件(シーボルトじけん)は、江戸時代後期の1828年にフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが国禁である日本地図などを日本国外に持ち出そうとして発覚した事件。役人や門人らが多数処罰された。1825年には異国船打払令が出されており、およそ外交は緊張状態にあった。


  1. ^ a b 石山禎一「シーボルトの生涯とその業績関係年表1(1796‐1832年)」『西南学院大学国際文化論集』第26巻第1号、西南学院大学学術研究所、2011年9月、155-228頁、ISSN 09130756CRID 1050001337616665344 
  2. ^ 秦新二『文政十一年のスパイ合戦 検証・謎のシーボルト事件』(文春文庫、1996年) 第一部 第七章 北方の男たち 171頁
  3. ^ 秦新二『文政十一年のスパイ合戦 検証・謎のシーボルト事件』(文春文庫、1996年) 第二部 第十章 シーボルト事件 228 - 239頁
  4. ^ a b c d シーボルト事件 発覚過程 記す新史料見つかる 江戸露見説を裏付ける”. 長崎新聞. 2019年12月27日閲覧。
  5. ^ 訊問と帰化願いの始末は秦新二『文政十一年のスパイ合戦 検証・謎のシーボルト事件』(文春文庫、1996年) 第2部 第十章 シーボルト事件 239 - 257頁 を参照。
  6. ^ 秦新二『文政十一年のスパイ合戦 検証・謎のシーボルト事件』(文春文庫、1996年) 第二部 第八章 嵐の前の静けさ 199 - 202頁、また第十章 シーボルト事件 258 - 262頁 シーボルトからバタビア蘭印総督ファン・デル・カベルレンへの手紙内容。
  7. ^ 秦新二『文政十一年のスパイ合戦 検証・謎のシーボルト事件』(文春文庫、1996年) 第二部 第八章 嵐の前の静けさ 203頁
  8. ^ シーボルト記念碑とたき・いね・たかへ >> 私のこと”. 長崎の面白い歴史. 岩田祐作. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月16日閲覧。


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シーボルト事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:06 UTC 版)

高野長英」の記事における「シーボルト事件」の解説

文政3年1820年)、父の反対押し切り出府して、長崎留学してシーボルト鳴滝塾医学蘭学学び抜きん出た学力塾頭となる。文政11年1828年)、シーボルト事件が起き二宮敬作高良斎など主だった弟子捕らえられ厳し詮議受けたが、長英はこのとき巧みに逃れている。まもなく豊後国日田現在の大分県日田市)の広瀬淡窓弟子入りしたという(異説もある)。この間義父玄斎が亡くなっており、長英故郷から盛んに帰郷求められるが、逡巡したもののついに拒絶家督捨て同時に武士の身分を失う。

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シーボルト事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:30 UTC 版)

大日本沿海輿地全図」の記事における「シーボルト事件」の解説

幕府提出され伊能図は、江戸城紅葉山文庫秘蔵され一般目に触れることはなかった。あまりに詳細な地図のため、国防上の問題から幕府流布禁じたためである。文政11年1828年紅葉山文庫所管する書物奉行でもあった高橋景保が、長崎オランダ商館付の医師であるシーボルト1796年 - 1866年)に禁制品である伊能図贈ったことが露顕し高橋景保逮捕され翌年3月獄死した(シーボルト事件)。 日本強制退去となったシーボルト帰国後の1840年に、伊能図オランダメルカトル図法修正した日本人原図および天文観測基づいて日本国図」を刊行している。その精度の高さにより、当時ヨーロッパ識者一部日本測量技術の高さが認識されることになる。

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