ハシリドコロ

デジタル大辞泉

はしり‐どころ【走野^＝老】

読み方：はしりどころ

ナス科の多年草。谷間の木陰に生え、高さ約60センチ。葉は楕円形で先がとがり、柔らかい。春、暗紅紫色の釣鐘状の花が咲く。全草にアルカロイドを含み、有毒。地下茎はトコロに似て太く、漢方で莨菪根(ろうとこん)といい鎮痙(ちんけい)・鎮痛薬に用いる。

難読語辞典

走野老

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草

歴史民俗用語辞典

走野老

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草。

短編小説作品名辞典

ハシリドコロ

作者吉田武史

収載図書雪花の記憶―吉田武史小説集
出版社東京プリント
刊行年月2002.7

薬用植物一覧

ハシリドコロ

科名： ナス科 別名： サワナス 生薬名： ロウトウコン（莨トウ根） 漢字表記： 走野老 原産： 日本 用途： 谷川沿いの湿地に、自生している多年草の有毒植物。春の山菜採りの時期に、若芽を間違えて食べ中毒する例が多いので、注意が必要です。 学名： Scopolia japonica Maxim.

植物名辞典

莨菪

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草、薬用植物

学名 Scopolia japonica

走野老

読み方：ハシリドコロ（ｈａｓｈｉｒｉｄｏｋｏｒｏ），　ハシリトコロ（ｈａｓｈｉｒｉｔｏｋｏｒｏ）

ナス科の多年草、薬用植物

学名 Scopolia japonica

ウィキペディア

ハシリドコロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/25 13:26 UTC 版)

ハシリドコロ（走野老・莨菪、学名: Scopolia japonica）は、ナス科ハシリドコロ属の草本。別名、サワナス、オメキグサ、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ。和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ（野老）に似ていることから命名された。