こひなの知人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 13:22 UTC 版)
「繰繰れ! コックリさん」の記事における「こひなの知人」の解説
山本くん(やまもとくん) 声 - 山本和臣 こひなのクラスメイト。一人称は「ボク」。 どう見てもグレイ似の外見をしているが、自らを「地球人」と名乗っている。たまに謎の黒服の集団(こひな曰く「お迎えに来てくれた家族」とのことだが、正体は不明)に連れ去られることもある。 嘘がつけない性格。面倒見が良く、口の中で妹の世話をしている。 よくチップを埋め込もうとしたり、焼肉の下に忍ばせたりしている。 容姿は明らかに人外だが、優しい常識人であるためにクラスメイトからは信頼され、周囲とは良好な関係を築いている。 じめ子さん(じめこさん) 声 - 金元寿子 こひなの机の上に毎日花瓶を飾る、自称いじめっ子の少女。一人称は「アタシ」。 明るい茶髪をツーサイドアップにしている(当初はツインテールにしていたが、コックリさんの髪型を真似てツーサイドアップにした。)瞳の色は青。元はこひなの学校に転校してきた転校生であったが、極度のあがり症と人見知りで友達作りに失敗し、落ち込んでいたところをこひなが掛けてくれた言葉で救われたことから、何としても彼女の気を引こうといじめ始めた。 乱暴ないじめは一切行わず、こひなへの精神的嫌がらせのために花瓶を置いているが、活ける花は主に「友情」の花言葉を持つ辛夷で、家の手伝いをしたり何かと節約してお金を貯め、自腹で買っている。また、悪天候の日でもインフルエンザに罹患した日でも、律儀にこひなの机へ花瓶を置いていた。しかし、こひなからは一切反応されず、名前さえも知られていなかったことに衝撃を受ける。 性格は典型的なツンデレだが上記のことなど、こひなに心配されるほどかなりずれた一面を持っている。「じめ子さん」とはこひなが本名を知らないままつけたあだ名であり、彼女自身も名乗らなかったために本名は不明。 天狗(てんぐ) 声 - 鳥海浩輔 山の神であり、小さな男の子が好きな変態。一人称は「ワシ」。 本人曰く「天狗のショタ好きは日本の公式設定」だそうで、小さい女の子には一切興味がない。というより女性そのものに一切の興味がなく、全ての女性を男性にするための薬を作るほど。 昔は怪異であるにもかかわらず人間の教師になることを夢見ていたが、志望動機に「ショタが好きだから」と書いたため、どの学校も受け入れてくれなかった。 常に顔面にマスクをしており、人前では絶対に取らない。また、マスクの下は超絶美形とされており、見た者は記憶障害を起こして無力化する。しかし、こひなだけは動じなかったため、それからは彼女のことを意識するようになってしまった。 弱点は一般に知られている天狗同様に鯖であるが、「サバサバ系」を自称する存在もダメであることを語っている。 なお、テレビアニメ版の本編では、デフォルメされた時の姿での出番のみとなっている。 タマ 声 - ゆかな 猫神。一人称は「私(ワタクシ)」。甘味処「ねんねこ亭」の看板娘で、店舗が3丁目にあることから「3丁目のタマ」を名乗る(コックリさんから、「それやめろ」といわれたことがある)。 人型の際は、桃色の長髪をツインテールに結んだ少女の姿をとる。猫目であり、瞳の色は青緑色。動物型の際は、デフォルメされた桃色の子猫の姿をとる。いずれの姿の時も、着物をアレンジした赤色のエプロンドレスを着ており、頭には黒のバンダナを巻いている(人型では、バンダナが猫耳型になっている)。語尾に「にゃ」を付けて話す。狗神と同じく、人型と動物型とで声色が変化し、動物の姿のときは声が甲高くなる。 重度の人形フェチで市松人形などの日本人形に異常な愛を注いでおり、店内を不気味な日本人形で飾っている。しかも、その多くは、動く、髪が伸びる、うめき声を上げるなど強い妖気を漂わせる怪しいもので、店内の雰囲気にも著しい悪影響が出ている。そのせいで、店の評判も口コミサイトで軒並み低評価を付けられるなど、あまり芳しくない(しかし、タマ本人は店の不人気が自身の集めている人形にあることには一切気付いていない)。 のちに「甘味処より儲かる」との理由でキャットカフェを開業し、そのオーナーとなっているが、スタッフの猫たちの前には人型の姿で登場している。 強引な性格で、こひなを人形と勘違いし、勝手に店に連れて来たこともある。その上自身が求めるものに対してコックリさん以上に神経質な言動をするため、最後はそれらに耐え切れなくなったこひなの策略に引っかかり、あっさりと逃げられてしまっている。その後もこひなを狙ってしつこく付きまとったり、勝手について行ったりしているものの、こひなから幼児化してしまったコックリさんと狗神と信楽の世話を依頼されてそれに応じるなど、対人関係は割と良好である。 料理が得意で腕前はコックリさんと同等(もしくは彼を凌ぐ実力を持つ)と見られ、甘味処のメニューも彼女のお手製。 こひなへの執着については同類の狗神とは反りが合わず、しばしば彼の辛辣な言動に対して苛烈な制裁を下している。こひなによる、「母親が三味線になった」と言う嘘を真に受けてショックを受けるなど、母親に対する愛情はあるようである。 妖力による結界の色は桃色。
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