国際連合とは? わかりやすく解説

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【国際連合】(こくさいれんごう)

 
 

United nations(UN)

第二次世界大戦末期1945年に「国際連合憲章」の下に設立され国際機関である。
国際連合は連合国51カ国で発足しその後植民地独立などにより、加盟国数は大幅に増え現在の加盟国数は192カ国になった

発足までの道のり

国連発足する前は「国際連盟」が世界平和維持のための国際機関として存在していた。
これは第一次世界大戦教訓から1920年発足した人類史上初の国際機関であった

しかし、国際連盟発足発案おこなったアメリカが(当時国是であったモンロー主義」との関係から)参加できず、議案採決全会一致原則となっていたことや、武力制裁無かったことなどが欠点であり、また、日本・イタリア・ドイツなどの主要な構成国脱退したことなどから、第二次世界大戦を防ぐことが出来なかった。

この反省ふまえて新たな国際機構設立するために、1945年4月6月サンフランシスコ会議において、「国際連合憲章」が起草され国連設立された。

目的

国連世界で唯一普遍的かつ包括的な国際機関であり、国連総会安全保障理事会はじめとする機関活動通じて国際平和および安全を維持するとともに諸国間の友好関係発展させ、経済的社会的文化的そして人道的な性質問題人権に関する国際協力達成することを目的としている。

主要機関とその機能

まず国連総会国連憲章定められ国連の活動範囲全ての事項について、全加盟国討議勧告をおこなう。

安全保障理事会国際平和と安全維持に関する重要な責任をおっている。

経済社会理事会経済的社会的そして文化的事項等や人権に関する討議・勧告をおこなう。

国際司法裁判所ICJ)は加盟国から付託され紛争解決する他、国連機関からの要請に応じて法律的な問題について勧告的意見与え国際司法機関である。

事務局事務総長筆頭に、国連機関決定した政策活動管理実施する

最近は国連組織と機能21世紀即したものに変革強化すべきとの問題意識に基づき2005年9月国連首脳会合において、国連強化について方向性を示す成果文書採択された。
この成果文書ふまえて紛争後平和構築復旧のため統合戦略助言する機関として平和構築委員会設立された。

また、国連として人権問題への対処能力強化するために、従来人権委員会替えて人権理事会設置された。

専門機関

関連機関



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