国際連合との関与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/24 06:34 UTC 版)
「エホバの証人に関する論争」の記事における「国際連合との関与」の解説
詳細は「Jehovah's Witnesses and the United Nations」を参照 2001年10月8日、英ガーディアン紙に掲載されたある新聞記事は、ものみの塔聖書冊子協会のNGOとしての国連広報局への登録に対して疑問を投げかけ、ものみの塔協会が偽善的であるとして非難するものであった。その非難の理由は、エホバの証人が長きにわたり、国連が黙示録13:1〜18に述べられている「野獣の像」でありマタイによる福音書24:15の「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」の2度目の成就であると説いてきたことである。エホバの証人の教えには、聖書に反する目的を持つ組織との自発的なつながりを持つ(forming voluntary attachments)ことに用心深くある必要性が明らかに示されている。 その後数日以内にものみの塔聖書冊子協会は、国連との繋がりを全て解消する正式な離脱要求(a formal request for disassociation)を提出し、国連広報局(DPI)との関連を持つに至った理由が図書館資源利用のためであったことおよびNGO団体の基準に含まれる言葉の変更に気付いていなかったことを述べた公式文書を発表した。NGO加盟の目的は「国連の方針と活動についての知識を促進する」ためであるが、加盟は国連DPIの図書館利用のために必須ではない。しかしながら、DPIへのNGO加盟には、国連への合体(incorporation)という性質がある訳ではない。
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