がら

デジタル大辞泉

ガラ【GALA】

読み方：がら

日本の同人詩雑誌。西脇順三郎、安藤一郎、村野四郎、北園克衛らが昭和26年（1951）に創刊。昭和30年（1955）4月までに全11冊を刊行して終刊。

がら

《「から（殻）」の音変化》

１ 鶏などの肉を取り去ったあとの骨。煮て、だしを取る。

２ 品質の悪いコークス。また、石炭の燃え殻中のコークス状のもの。

がら

［副］

１ すっかり。まったく。

「駄賃はみんな、うらが呑んでしまって、—おま（＝馬）に食わせべいもなあなし」〈滑・膝栗毛・二〉

２ ひょいと。つい。

「—誘はれたあからのこんだあよ」〈洒・軽井茶話〉

ガラ【gala】

読み方：がら

祭典。お祭りのための特別興行。ガーラ。「—コンサート」

[補説] 書名別項。→ガラ

がら【柄】

読み方：がら

［名］

１ からだつき。体格。「—が大きい」

２ その人に本来そなわっている品位・性格。「人のことを言える—ではない」「—が悪い」「—に合わない」

３ 布・織物などの模様。「はでな—」

［接尾］名詞に付く。

１ そのものの品位・性質の意を表す。「土地—がうかがわれる」「家—」「作—」

２ それに相応して、の意を表す。「時節—御自愛ください」「仕事—こういうことは詳しい」

[下接語] 間柄・家柄・歌柄・大柄・男柄・女柄・木柄・句柄・国柄・声柄・子柄・小柄・心柄・骨柄・事柄・作柄・品柄・縞(しま)柄・新柄・図柄・総柄・染め柄・珍柄・続き柄・角柄・手柄・所柄・花柄・日柄・人柄・身柄・銘柄・紋柄・矢柄・役柄・訳(わけ)柄

がら【^▽瓦^▽落】

読み方：がら

《がらがら崩れる意》取引相場が急にひどく落ちること。暴落。

[補説] 「瓦落」は当て字。

焼酎・泡盛用語集

ガラ（がら）

球磨焼酎特有の磁製の酒器。チョクと呼ぶこれも特有の極めて小さい杯と組み合わせて使用する。普通の燗徳利（かんどくり）の下部が大きく広がったものに別に鶴首の注（つ）ぎ口がついており、小さなチョクに注ぐのに重宝である。沖縄・鹿児島ではほぼ同型のものをカラカラという。元来、いろりや火鉢のあったころからの直燗（じかがん）用のものであり、そのまま宴席に使用し、冷たくなったらまた火にかける。有田焼、多治見焼などで白色のものが多く、花柄、根引き松など絵つきのものや地元一勝地（いつしようち）焼のほか色物もある。大きさは七勺・一合・二合五勺・五合入りなど様々である。

あがつま語

がら

[多]＝つい　・言い訳に使う「がら　やっちゃったい」

原色大辞典

豆がら茶 まめがらちゃ

#8b968d
R:139 G:150 B:141
H:131 S:7 B:59
C:7% M:0% Y:6% K:41%

色相                                                                          

明度                      

彩度                      

隠語大辞典

がら

1. 怪談ばなしに使う道具。石油缶の空いたのに石ころ、瓦の破片等を入れて、高座の横、或は高座裏で待機している。高座の噺が進んで、幽霊が出る寸前になつて、演者が「さも恨めしそうに……」がキツカケで、場内の電灯を全部消す。間一髪入れずして、その石ころ入りの錻力缶を、力強く板の間へ叩きつける。見物の女子供は「キヤツー」と悲鳴をあげる。楽屋の助演者のがらの人は面白がつて、工夫してこの音を出すのである。

分類 芸能

殻

読み方：から，がら

1. 藁。〔第七類　雑纂〕
2. 藁を云ふ。
3. 藁。

瓦落

読み方：がら

1. 相場の暴落すること。
2. 相場大下げのことをいふ。瓦落の略語。〔相場語〕
3. 相場が急に大下落すること。地震や火事の時、屋根瓦がガラガラ落ちる処に発す。
4. 相場が暴落したこと。

分類 会社・株式／経済、相場語

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

ウィキペディア

ガラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/17 02:37 UTC 版)

ガラ

柄

• 模様。
• 人物の品性、品位。

殻

• 穀物の殻。籾殻など。
• 湯で煎じた後に出る残り滓。茶殻、出汁殻など。

ガラ

• 瓦礫。建物の解体で出る産業廃棄物。建築廃材。
• 骨。鶏ガラ、豚ガラなど。
• 馬券の一種。ガラ馬券を参照。

Gala

• 古代ヌミディアの王で、マシニッサの父。ガイア (ヌミディア王)を参照。
• ガラ・エリュアール - サルバドール・ダリの妻。
• 祝祭の意。ガーラとも記される。
  • ガラコンサート - バレエやオペラなどの特別な公演。
• ガラ (リンゴ) - リンゴの1品種。

Galla

• ガラ語、ガラ族。エチオピア、ケニアの言語、民族。
• 日本の4人組音楽グループ、Galla。1998年結成、2000年解散。

Gullah

• ガラ人 - アメリカ合衆国のサウスカロライナ州とジョージア州に住むアフリカ系アメリカ人のこと。

架空の名称

• ガラ → Dr.スランプの登場人物#ペンギン村警察署の警察官を参照。
• ニンジャマスター・ガラ → BASTARD!! -暗黒の破壊神-#四天王を参照。
• CMS-223G ガラ→機動戦士ガンダムAGEの登場兵器#ガラを参照。

関連項目

• ガーラ（曖昧さ回避ページ）

Weblio日本語例文用例辞書

「がら」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は自分が現実的でないかもしれないことを認めながらも，その原則に固執した
• そんなに水をこわがらないで
• 心配しながら彼女のことを待った
• うわべでは無関心を装いながら
• 彼女は両手を広げながら客に近づいていった
• 居ながらにして楽しめる冒険
• テレビを見ながら眠ってしまった
• 曲芸師は棒で慎重にバランスを取りながらぴんと張ったロープの上を進んだ
• 彼女は命からがらのがれた
• カモメは微風に羽をばたつかせながら鳴いている
• 彼はことわざを引用しながら演説を始めた
• 彼は希少本を手に入れた．私に言わせればだれも欲しがらない本と言った方がよさそうなしろものだが
• スープ用のがら
• 私たちはお互いの人生の新たな出来事を語り合いながら一晩中過ごした
• 彼らはディナーを食べながら取り引きをまとめた
• その男はひどく金にせちがらかったので，家族でさえ彼を好いていなかった
• 私たちは皆海岸線をドライブしながら美しい景色に賛嘆の声を上げた
• ほかの人たちはこんな遠方まで足を運びたがらなかった
• 彼女はその件に関しては態度をはっきりさせたがらなかった
• 私は酒を飲みながら彼と語り合った