からくり人とは? わかりやすく解説

必殺からくり人

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 15:04 UTC 版)

必殺からくり人』(ひっさつからくりにん)は1976年7月30日から10月22日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全13話。主演は緒形拳


  1. ^ シリーズ 第6作『必殺仕置屋稼業』第15話に、被害者役でゲスト出演をしている。
  2. ^ ジュディはシリーズ 第5作『必殺必中仕事屋稼業』第2話に、被害者役でゲスト出演し、必殺シリーズのスタッフが制作した『おしどり右京捕物車』(1974年)に、『からくり人』の前作『必殺仕業人』で赤井剣之介役を演じた、中村敦夫扮する神谷右京の妻 はな役で、レギュラー出演をしている。
  3. ^ 第14回ギャラクシー賞受賞作品 放送批評懇談会 2015年3月3日閲覧。
  4. ^ 早坂が執筆した脚本は『必殺仕掛人』を2回(全33話)、『必殺からくり人』は10回(全13話)、『新・必殺からくり人』は3回(全13話)、『必殺からくり人・富嶽百景殺し旅』は1回(全14話)を書いている。また、上記のからくり人シリーズでは、いずれも第1話を書いている。他に、『必殺仕掛人』から『必殺仕事人』まで(『暗闇仕留人』は除く)のオープニングナレーションを手掛けている。
  5. ^ 第1話で鼠小僧が処刑される日(天保3年)の出来事が描かれ、第12話で、蛮社の獄(天保10年)を扱っていることから、劇中では7年が経過していることになる。
  6. ^ 第1 - 8、10 - 12話
  7. ^ 第9、13話はトップ クレジット
  8. ^ 劇中では名前を「のぶじゅ」と読んでいる。実際の清元節上方ではなく江戸浄瑠璃で、宗家名跡である清元延寿太夫は「きよもとえんじゅだゆう」と読む。初代から当代まで延寿太夫は男性が襲名しており、劇中の設定は史実とは全く異なる。また本作品に先んじて1975年10月10日に放映された必殺仕置屋稼業第15話 「一筆啓上 欺瞞が見えた」において、ゲスト出演した山田五十鈴の演じた清元節の師匠の芸名が「清元延寿(きよもとのぶじゅ)」(本名・たか)であった。
  9. ^ 第1 - 10、12 - 13話
  10. ^ 第1話のみ
  11. ^ キャスト表示のテロップはズーム アップ
  12. ^ 第1、3、12、13話
  13. ^ 原は後年『必殺仕舞人』シリーズに善行尼役で出演。
  14. ^ 鉄べらは手首に巻いた革紐に差しており、それを抜いて、手の中でさばく時に鳴る金属音は『必殺仕事人』で、飾り職人の秀が簪の房を鳴らす効果音として流用されている。『美少女戦士セーラームーン』で、セーラームーンがティアラを装着する際の効果音にも流用された。  
  15. ^ 「まけいぬのブルース」と読む。映像では「負け犬の唄」と表記
  16. ^ 元締の蘭兵衛が死亡。冒頭部分で、放送当時(1976年)の銀座朝日放送本社社屋が登場。
  17. ^ ギャラクシー賞受賞作品。冒頭の現代のシーンでは、山田が本人役で出演している。
  18. ^ 第11話と矛盾する要素が多数、存在する。
  19. ^ 殺しのない話。
  20. ^ 時次郎が死亡。この回は早坂の脚本が撮影開始に間に合わず、時次郎死亡場面から順に原稿が渡されて繋いでいったという。


「必殺からくり人」の続きの解説一覧

からくり人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 09:03 UTC 版)

からくり剣豪伝ムサシロード」の記事における「からくり人」の解説

からくりびとと読む。ロボットのような外見をし、人間超越した身体能力を持つ人種食事排泄人間同様行う。電気に弱い。イエヤスのように子孫人間であったり、コジローのように人間両親の間にからくり人が産まれたり、ゼニガタンように人間との間に子を授かることが出来る。コジロー・ベンケイ・ハンゾウのように目や口を覆える仮面が出る者と、ムサシのようにその機能が無い者がいる。また、からくり人と同様に動物にもからくりからくりからくりからくりからくり存在する

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からくり人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 06:56 UTC 版)

必殺からくり人・血風編」の記事における「からくり人」の解説

土左ヱ門土佐ヱ門) - 山﨑努 薩摩藩密偵で、表の顔を隠すための隠れ蓑として、からくり人に加入する普段白浜屋の下働きとして、雑用などを行う。 性格武士らしくなく、ざっくばらんサバサバしている。「土左ヱ門」という名前は仮の名前。本名不詳で、薩摩人間からも名前を呼ばれたことはない。榎本武揚暗殺任務実行しようとしたが、未遂終わっている(第2話)。 非情さを要求される密偵という立場ながら官軍専横ぶりに義憤を抱くなど、人間としての義侠心は強い。 直次郎 - 浜畑賢吉 表の顔玉転がし女衒一種)。捨て子だった彼を拾って育てたのは女郎だったため、女郎には優しいが反面、その仲間女郎から性的虐待受けたために女嫌いでもある(第2話)。 最終話で、土左ヱ門への反発表稼業が立ち行かなくなった事で、かつての友人仙吉甘言乗せられ結果、罠に陥り裏稼業発覚土左ヱ門との決着前に身の潔白証明しよう仙吉対峙ようとした際に通じていた捕方達と大乱闘になり、深手負い、おりく宛て遺書残しつつ息絶える遺書にはおりくに対して密かに想い寄せていた事が書かれており、その思い知った土左ヱ門彼の亡骸をおりくの着物包み、川に葬った新之介 - ピーター 表の顔は寺の小姓で、女の様な美貌を持つ。素顔河内弁啖呵を切る、男っぽい性格持ち前美貌悪人おびき出すなどもしている。第7話でおいねに想い寄せていた事が判明するが、おいねは他の男に身請けされ白浜屋を離れたため想い伝える事はなかった。 最終話で、直次郎の死をきっかけにからくり人は解散する事になるが、新之介解散後土左ヱ門と共に行動をしたいと申し出るも、土左ヱ門から「俺と一緒にいたら地獄落ちるぞ」と諭されて別々の道を歩む事をすすめられる。 おいね - 吉田日出子 おりくが営む、旅籠白浜屋」の従業員第7話身請けされ、貯めた金を持って白浜屋を出ていくが身請けした男が悪人で、男がからくり人に仕置された後は消息不明となる。 おりく - 草笛光子 表の顔旅籠白濱屋」の女将。からくり人の元締で、先代急死した事により、元締継承した佐久洋三とは元許嫁第5話)。

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からくり人

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天下繚乱RPG」の記事における「からくり人」の解説

奥義一蓮托生種族クラス。人と同じ心を持つ人工生命

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からくり人

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必殺からくり人」の記事における「からくり人」の解説

夢屋時次郎 演 - 緒形拳 表稼業安眠枕を売る「夢屋」で川を小船渡りながら歌を唄いつつ、売っていく。 からくり人の中では行動力優れねずみ小僧入牢している牢屋忍び込んだり、仇吉の頼み尾張まで飛び情報収集行った作劇上で語り手としての側面持ち第1話冒頭現代銀座に姿を見せねずみ小僧市中引き回し説明する場面がある。遊び好きで、女に手を出すのが早くお調子者一面もある。 島帰りの証である腕の刺青知り合い彫物師によって、一本だけ消してもらい、残り一本消してもらう約束でいたが、その彫物師はある悪事利用された末に殺される過去アキという恋人がいたが、彼女が男に絡まれているのを助けようとして誤って相手の男を殺してしまい、島送りとなる。島抜けをした後、アキは他の男と結婚していた。彼女への想い捨てきれなかった時次郎は彼女に瓜二つ女郎しぐれに肩入れするようになる。 しぐれが病気になった時に女郎差別せず、命を助けてくれた蘭学医の小関三英に恩を感じ小関蛮社の獄自決したことを知るや仇を討つために鳥居耀蔵などの幕府要人暗殺を図る。そのために仲間へ累が及ばないよう姿をくらまし特製狙撃銃用意したが、弾道飛んだ一羽ののために失敗に終わる。最後身体中火薬仕掛け五重塔の中で自爆した仕掛の天平 演 - 森田健作 百万坪の埋立地居を構える花火師赤く発色する火薬使った花火を得意としており「血染め天平」の異名を持つ。 血気盛んで、ぶっきらぼうだが、優しい性格である。とんぼに惚れられいるようだが、女心には疎く、いつも邪険にする。へろ一緒に掘っ立て小屋住んでいるが、一緒にむようになった経緯不明小屋中には火薬大量に置かれており、火付けに合うことが多く小屋爆発させられてしまう。 出生に関して詳しく語られていないが、とんぼと同じ島生まれらしく、幼い頃に仇吉らと共に嵐の中を島抜けして以来の縁。とんぼの項で触れられている兄妹に関して真偽不明のままである最終話では家を爆破され影響視力失い曇り一家単身乗り込み曇りと共に自爆しようとするも叶わず、自分花火爆死した。 花乃屋とんぼ 演 - ジュディ・オング 仇吉の娘。仇吉が八丈島流され時には既に身籠っており島で産み落とされた。父は、かつて仇吉の男だったが裏切った浮世絵師歌川延重)。その後も島で暮らしその間生きるための術として学習した読唇術をからくり人の仕事としても利用して悪人密談調べる。 日頃から好意を抱く天平とは兄妹かもしれないという会話が仇吉と兵ヱの間でされたが、そうなる天平もまた仇吉の子ということになるため、第11話で仇吉によって語られ過去との矛盾生まれてしまい、真偽不明のままである典型的な現代っ子だが、純粋な性格殺し基本的に行わないが、最終話曇り一家との全面抗争で、花乃屋に侵入してきた刺客兵ヱに託され匕首刺殺した。仇吉から最後の願い託され上方渡り、のちに清元名手となって明治初頭活躍した八尺の藤兵ヱ 演 - 芦屋雁之助 花乃屋の番頭で、普段屋形船船頭。仇吉の用心棒務める。並外れた怪力持ち主で、への突っ張り家屋全体揺るがすほどの力を備えている。 へろ父親でもあるが、母親については明らかにされていない普段陽気な性格だが、甘党で酒が飲めないらしい。 からくり人の一党をまとめる役割担い、仇吉が自分心境吐露することのできる唯一の人物である。情に厚く殺した相手抱いていた赤ん坊やその兄を引き取って育てようとしたこともある。 最終話では曇り一家との最終抗争口火を切り、配下殺し屋に何発も銃弾浴び、仇吉の下へ自力泳ぎながら船を届けた後に息絶える八寸のへろ 演 - 間寛平 兵ヱの息子関西弁話し少々間抜けに見える所もあるが、純情で優しい性格寝小便の癖があり、天平を困らせている。 第1話では蘭兵衛の営む骨董屋壷屋」で働いていたが、第2話以降様々な商売を営むが上手く行かず、すぐに止めてしまう。最終話では、とんぼと共に生き残る壺屋蘭兵衛 演 - 芦田伸介 からくり人の初代 元締で、仇吉らと共に島抜けした間柄である。 「銭を持っていない人間からは銭を受け取れない」という信念を持つ。曇りとは対立しており、彼が放った刺客襲撃受けて刺殺された。 花乃屋仇吉 演 - 山田五十鈴 先代元締 蘭兵衛配下のからくり人だったが、蘭兵衛死後後を引き継いで元締となる。自らの悲惨な過去ゆえに弱者同情的で、「涙以外とは手を組まない」が信条。その信念のために外道組織曇り一家衝突することになる。 表稼業三味線師匠深川に居を構え三味線教えており、夜は屋形船で、流し三味線を弾いている。大の男向こうに回して一歩引かない胆力備え腕っぷしも立つ。 かつては深川辰己芸者であり、本名は「艶(えん)」。所帯持とう約束していた男に騙され長崎オランダ商館長慰み者にされたために周囲社会から差別迫害を受け、芸者続ける事ができず鳥追いとなった自分騙した男が帯同する長崎奉行一行襲いかかり男を殺そうしたため捕まり、島送りとなった花乃一党島抜けの際に一緒に脱出した関係である。 最終話で、次々と仲間失いながらも、娘のとんぼにからくり人の存在後世まで伝えることを示唆して別れ曇り相討ちになり、息絶えた

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