「ソードフィッシュ」乗員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 05:20 UTC 版)
「サイバーナイト」の記事における「「ソードフィッシュ」乗員」の解説
生き残った乗員は23人とゲームのOPと小説で説明されているが氏名が判明しているのは11名のみ、小説では整備員やオペレーターなど名無しのキャラが登場している。 ブレイド・ブライアント 本編主人公。キャラクタークラスはコマンダー(指揮官)。戦闘技術のスキルである「コンバット」を中心に、全てのスキルを平均的に持つ。ゲームでは名前が自由入力になっているが、ここでは便宜上、小説版の名前で記載している(続編の『地球帝国の野望』ではこの名前がデフォルトネームになっている)。 チームのキャプテンだったユーリ・ドニエプロフが海賊との戦いで戦死したため、指揮官代理となった。ランダムジャンプによって皆を未知の冒険へ引き込んだ責任を感じつつ、リーダーとしてソードフィッシュを統率する。 ゲーム版では若い容姿をしているが、小説版では30代から40代のベテラン傭兵と設定されている。但し、続編の『地球帝国の野望』の小説版では何故かゲーム版と同じく若い青年の姿になっている。 キリ・ザンジヌ モジュール傭兵。クラスはソルジャー(戦士)。「コンバット」のスキルが非常に高い。また、ごく低レベルではあるが「メカニック」スキルも持つ。能力的に「素早さ」が高く、先手を取っての機動戦を得意とする。 チーム最年少の女戦士。生活のためにこの職についたと公言し、過酷な戦場にも適応しているが、一方で童話創作を好む面も見せる。恋愛経験がなく、恋愛によって自分が緊張や冷静さを欠き、戦士として衰えるのではないかと恐れている。彼女はネグロイド系なので肌の色が濃いはずなのだが、ゲーム版のグラフィックは製作元の「人種差別になる」との反論によって、心もち褐色がかっている程度に抑えられている。 クレイン・キューバート モジュール傭兵。クラスはソルジャー。スキル構成はキリと同じだが、彼は「体力」が高く、スピードよりもタフさが売りになる。 アメリカ系の陽気なプレイボーイ。普段は軽口や際どいジョークでふざけているように見えるが、傭兵の矜持や仲間への義務感は心得ている男。 ヴィンド・ベルク モジュール傭兵。クラスはメカニック(機械工)。「コンバット」スキルよりも「メカニック」の方が高く、主としてダメージを受けたモジュールの修理で活躍する。 寡黙で皮肉屋な大柄の男性。複数回のクローン再生経験を持ち、うち一人はニジーナと恋仲だったことがあるが、後に二人とも別々に死亡し、恋愛関係になる前の記憶データから再生されたため、二人とも当時のことは記憶にない。彼の外見グラフィックだけは、なぜかPCE版とSFC版で大きく異なる。 シャイン・リー モジュール傭兵。クラスはサイエンティスト(科学者)。敵の残骸から有用なパーツを発見する確率が高まる「サイエンス」スキルを高レベルで持つ。 中国系の細身で温和な青年。理系の大学を出た経歴を持つインテリで、あだ名は「教授」。過去に麻薬常習者による交通事故で両親を失っており、麻薬に対しては強い怒りと嫌悪を示す。 ニジーナ・バリスコフ モジュール傭兵。クラスはドクター(医者)。負傷者の応急処置に役立つ「メディック」スキルが高い。 ロシア系の理知的な女性。医師資格を持ち、軍医やクローン管理を勤めることもある。キリスト教徒であるため、自分の信仰とは無関係に「生命の創造者」がいるという情報に恐れを抱く。 ダグラス・C・デネット 科学技術セクション担当。MICAの設計者でもある。過去に地球の大学で教鞭を執ったこともある多才な人物。ゲーム版では名前が登場しない。 ヘルミナ・スロウベック 軍医。医務室で負傷者の治療とクローン再生装置の管理を行う。ゲーム版では名前が登場しない。 ガリー・ゲンチェル 技師長。ハンガーでモジュールの整備を担当する。ゲーム版では名前が登場しない。 MICA ソードフィッシュのメインコンピュータ。名前はMachine Intelligence for Combat Adviceの頭文字から取っている。設計者であるデネット教授によって女性としての人格を与えられており、自己認識を確立している。 ゲーム中には、通信を介して戦闘時の分析と助言を行う。その他にも船内スタッフからの通信を仲介したり、個人的なメッセージを送ってくるなど、その通信内容は多彩。童話やファンタジーを好んでおり、敵のマシンや新発見の星に、これらの作品から引用した単語に基づくコードネームを付ける傾向がある。 ランス・マカリスター 小説版のみ登場。フリーランスのジャーナリストで、傭兵の実態を取材するためソードフィッシュに同乗していた。小説版は、彼の航海記録をもとにして作中世界で出版された著作物という設定になっている。モジュールを使ったスポーツの経験があり、本編後半では戦闘にも参加する。 異星人との交渉や情報収集で本領を発揮する。 レオ・モンタルチーニ ソードフィッシュのパイロット、上巻150ページに一度だけ登場している。ゲームではジャンプドライブの時にパイロットとだけ表記されている。
※この「「ソードフィッシュ」乗員」の解説は、「サイバーナイト」の解説の一部です。
「「ソードフィッシュ」乗員」を含む「サイバーナイト」の記事については、「サイバーナイト」の概要を参照ください。
- 「ソードフィッシュ」乗員のページへのリンク