千葉治平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/07 02:02 UTC 版)
人物
秋田工業学校(現・秋田県立秋田工業高等学校)で電気科を学び、1940年で旧満洲で満鉄調査部科学研究所入社を経て、南満洲工業専門学校を卒業した。
終戦後は故郷の秋田に戻り、農業の傍ら「月刊さきがけ」で懸賞小説に応募して、一席入選し、伊藤永之介に師事し、共に秋田文学を創刊する。
1966年に「秋田文学」23号から27号まで連載された「虜愁記」は第54回直木賞を受賞した。
著書
- 虜愁記 文藝春秋, 1966
- 八郎潟 ある干拓の記録 講談社 1972
- アンデスの花 家の光協会 1977.6
- 山の湖の物語 田沢湖・八幡平風土記 秋田文化出版社 1978.10
- ふるさと博物誌 三戸印刷出版 1988.9
- 南部牛方ぶし 盛岡タイムス社 1991.12
関連項目
- 渡辺喜恵子 第41回(1959年)秋田県出身者で初めての直木賞受賞者。千葉治平と同じ仙北市出身。
- 西木正明 第99回(1988年)秋田県出身者で3人目の直木賞受賞者。千葉治平と同じ仙北市出身。
- 石川達三 第1回(1935年)芥川賞受賞者。秋田県横手市出身。2023年現在秋田県出身者としては唯一の芥川賞受賞者。
外部リンク
- 1 千葉治平とは
- 2 千葉治平の概要
- 千葉治平のページへのリンク