RPGツクール3とは? わかりやすく解説

RPGツクール3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:53 UTC 版)

RPGツクール」の記事における「RPGツクール3」の解説

1997年11月27日PlayStation プラットフォームPlayStation移行。 1ブロック単位マッピング可能になったほか、既成ダンジョン収録ワールドマップサガシリーズに近いマーカー式の移動となり、複数作ることが可能。また、「アニメティカ」というモード搭載キャラクタータイトル画像自作可能になった。なお、アニメティカ側のみに収録されているサンプルデータ大型サイズモンスター1体現代キャラクターなど)がいくつかあるが、『ツクール3』で使用する場合はそのデータメモリーカードセーブしておく必要があるMP代わりにHP消費する必殺技」、パラメーター補正特殊技能得られる職業システム導入パラメータ通貨の名前が変更できるようになり、世界観演出できる幅が広がった『2』まではパラメータ名は固定)。また、計算式則って固定だったダメージ値が多少ランダムに上下するようになったほか、強制AI設定によりプレイヤー戦闘中操作できない味方キャラクター作成可能になった。 装備箇所左手右手には、両方武器(盾)を装備することが可能になった。二刀流にした場合その分攻撃回数増加するが、二刀流個別には禁止できないためバランス調整に困難がともなう。また、装備品道具として使ったときの効果設定できるようになったフィールド人物グラフィックが4カラーパターンから選択できるようになり、魔法グラフィックエフェクトの拡縮や移動など、フラッシュアニメのような簡単なアニメーション編集ができるようになった文章関連では使用可能な漢字大幅に増加しまた、1つイベント命令大量文章入れられるうになるなど、使い勝手格段に向上した自動的に開始するイベントなくなり、「イベント引き継ぐ」に変更となった。また「宝箱イベント」は開閉前後システム側で管理するなどスイッチ管理労力大幅に低減している。管理しやすくなった反面イベント途中で特殊な分岐をさせるために自動開始用いるといったようなトリッキーテクニック不可能になった。また、イベントに、これまでの「はい/いいえ」の分岐加え確率分岐メッセージ分岐追加されイベント開始条件指定上限数が4から99になり、規模大きなイベント作成可能になった。 敵キャラクター出現パターン指定が、マップ単位任意の範囲指定してできるようになる。なお、敵の出現グループランダムであるが味方の数が増えるほど出てくる敵の数は増えるサイズ小さいほど大量に出現)。 データセーブPS特長であるメモリーカード式となることで、それまで家庭機用ツクール欠点であった容量制限の問題解決し事実上無限にシナリオ作成できる。ただし、規模大きくなるほど容量大きくなり、メモリーカード複数要する場合もある(許容量超えた場合別のメモリーカードへの読み込み開始される)。なお、セーブ必要なブロック数が可変であることから、パッケージでの容量表示についてSCEI担当一悶着あった(当時容量可変PSゲーム存在せずそもそもそのようなものが出るという想定がなかった。同様にPS発売されコンストラクションツールである『デザエモンPlus』(アテナ開発・販売)は、15ブロック固定使用する仕様)。 『音楽ツクール かなでーる2』で作成したデータ取り込むことが可能。なお、ゲーム流れる際にドラム音がおかしくなるというバグがあるので注意が必要である(1オクターブ譜面ズレてしまうだけなので、知っていれば回避可能)。 なお、『ツクール2』と同様、取扱説明書載っていない便利な操作法機能がある。これらは『ツクール2』と同様に一部公式ガイドブック、あるいは公式Webサイト上で公開されていた(現在は終了している)。 かつて『広技苑CD-ROM版で、アスキーツクールコンテストに入賞した作品データ付属したCD-ROM広技苑1回のみで打ち切られてしまったため、現在での入手は困難。また、ファミ通WAVE』や『電撃PlayStation D』においても作品募集が行われ、入選作品付録CD-ROM付属された。ただし、使用ブロック数が多いのでプレイするにはメモリーカード複数必要になるサンプルゲーム gobli -ゴブリくんの冒険- RPG世界ザコモンスターゴブリ」くんが、その世界でボスキャラになるために冒険するというメタ的ストーリーチュートリアル色も濃く登場するキャラや一市民達は皆自分達がゲームキャラであり、それぞれの役割与えられている事を自覚している(勇者パーティ例外で、何も知らずに旅をしている)。 『ツクール3』の新機能である、敵キャラクター出現範囲について言及されているシーンもある。

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