RPGツクール2
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1996年1月31日・スーパーファミコン イベントで使える容量が前作の約2.5倍ほど増加した。 ダンジョンの模様が選択できるようになり、フィールドのマッピングも可能になった。キャラクターサイズが24*16ドットに上がり、2.5頭身となったほか、敵グラフィックが4つのカラーパターンから選択できるようになった。戦闘エフェクトの一部は、前作のものに別の効果音を付けたものとなっている。また、装備品を購入する際、パーティメンバーが装備可能か否か、現在の装備品と比較して強くなるか否かが表示されるようになったが、この機能は『ツクール3』以降には引き継がれなかった。 他には、人イベントを横向きや後ろ向きで配置できるようになった(『SuperDante』では正面向きのみ)。なお、この機能はサンプルゲーム作者である桃栗の意見により追加された。 サテラビュー対応で、衛星データ放送を介して新しい素材をダウンロードすることができた。『かなでーる』で作曲したBGMを使うことも可能。また、ターボファイルTWINあるいはサテラビュー用メモリーパックにデータを保存することができる。 前作での反省を活かし、仕様が大幅に改善され、多くの問題点が解消された。ただし、敵キャラはフィールド・ダンジョン・イベント用で区分されている点やダンジョンのマップの容量の計算方法は前作と変わらない。また、バグが多少存在する。 なお、本作には取扱説明書に載っていない便利な操作方法・機能がいくつかあり、その一部は公式ガイドブックに掲載されている。 サンプルゲーム だんきちのバクチン大作戦!! 不登校の高校生だんきちが主人公。製品と同名のゲームソフトを入手してツクール学園に突然連れて行かれるという突拍子もないストーリーだが、主となる内容はツクールでのゲームの造り方(主にイベント)の説明。そこでミニゲーム的なイベントが幾つか起こる進行。後半は舞台を学園外に移し、いわゆるRPG的な展開となる。 これは、サンプルゲームをプレイすることでゲームの作り方を学べるような内容にして欲しいというスタッフからの要望に応えたものであった。 レベルの上げ方が足りないと最終イベントを攻略できない「ハマリ状態」に陥ってしまう。 全体的にギャグタッチであり、個性豊かな人物が数多く登場する。小ネタも多く仕込まれており、中には子供には理解し難いやや性的なネタも含まれている。 また、自称「ライターのはしくれ」である作者のこだわりにより、文章が読みやすく整えられている。ただし、その分容量を浪費しており、前作のサンプルゲームとは別の事情で完成品の残容量が非常に少ないものとなっている。
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