RPGコンストラクションツール Danteとは? わかりやすく解説

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RPGコンストラクションツール Dante

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:53 UTC 版)

RPGツクール」の記事における「RPGコンストラクションツール Dante」の解説

1990年2月・MSX2 シリーズ第一作で、開発と発売は『MSXマガジン名義従来簡易型RPG作成ツール異なりマップ切り替えフラグ設定キャラクターグラフィック描画などの機能備えており、本格的なストーリーの展開やグラフィックユーザー側で作成することが可能だったフロッピーディスク一枚構成で、システムディスクゲームディスク兼用ゲーム作成用にフロッピーまるごとコピーするツール付属していた。ゲーム構成までそのままコピーする完全コピーと、ゲーム部分初期化しシステムのみコピーする機能があった。 基本ディスク一枚マップ30までの制限があるが、別のゲーム制作ディスク続き作ることで手動ではあるがマップ増やしストーリー長くすることは可能。その際イベントディスク交換するメッセージを組むなどの必要はある。 会話調べコマンド別個に用意されているものの中身は共通で、そのブロック立って調べるのと、一歩ずれた場所からそのブロックに対して話しかけるのとで同じメッセージ・イベントが起こる。マップの移動なども会話イベント用いている。 グラフィック自由に作成出来るものの、BGMデフォルト用意されているもの固定PSGFM音源MSX-MUSIC)両対応。PSGの曲とFM音源の曲が両方別個に用意されているが選択出来ずFM音源搭載している機種FM-PAC増設し環境では、強制的にFM音源楽曲のみの演奏となる。 プレーヤキャラクターはスプライト使用しているが、使用できる色数制限がある。これはMSX2のスプライト機能が1スプライトにつき横一列1色という仕様であるが、すべての色を使用できるほどのスプライト数を重ねていないことによる。プレーヤキャラクターは陸地人型など)と海(船型など)の2種類作成使用できる対してノンプレイヤーキャラクター背景グラフィック使用するため、色数制限がなくパレットの全色を使用可能。反面ノンプレイヤーキャラクター向きなどは変えられず、また移動出来ない。透明色使えないためキャラクター絵の周囲背景一緒に描く必要がある。これは前述のように背景ノンプレイヤーキャラクター区別がないため。 直接後継製品である『Dante3』の開発開始が『MSXマガジン1992年5月上でアナウンスされた。当初1992年発売予定とされたが、発表直後に『MSXマガジン』が休刊開発中止となった。『Dante』ではコマンドメニューとステータスメニューが常に表示されていることで、マップ画面領域狭かったことに対して、『Dante3』では全画面マップ表示になるなどの仕様予定されていた他、MSX2+からのスムーズスクロールには対応しないであろうことなどが掲載された。『MSXマガジン』の予告ページ掲載されていた『Dante3』の想定画像は、本作サンプルゲーム『BADOMA』のグラフィックを『ドラゴンクエスト』のフィールドデザイン仕様にしたような外観であった。『Dante3』の開発中断されたが、予定されていた仕様後述の『Dante98』に受け継がれた。 サンプルゲーム BADOMA 血塗られた伝説 古代悪魔・バドマが甦ったランガズム大陸において、八人主人公パーティー冒険をする、というもの。一部残虐な表現悲劇的な展開を含む。

※この「RPGコンストラクションツール Dante」の解説は、「RPGツクール」の解説の一部です。
「RPGコンストラクションツール Dante」を含む「RPGツクール」の記事については、「RPGツクール」の概要を参照ください。

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