37号系統
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「京都市営バス西賀茂営業所」の記事における「37号系統」の解説
経路 37号:西賀茂車庫前 - 上賀茂御薗橋 - 北大路堀川 - 北大路バスターミナル - 出雲路橋 - 河原町今出川 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 →/ ← )三条京阪前 概要 37号系統は、北区大宮地区から、堀川通、北大路バスターミナル、加茂街道、河原町通を経由して四条河原町や三条京阪といった市内中心部を結ぶ、全長約10kmの路線である。路線名は加茂川線である。 現在のこの路線は、旧37号系統および北2号系統と別の路線だったものを、1997年10月に統合したものである。1号系統が出町柳駅前までになったために西賀茂車庫前 - 三条京阪前(四条河原町)を結ぶ唯一の路線となった。なお、河原町今出川(出町柳駅前)- 北大路バスターミナル - 西賀茂車庫前は1号系統よりも運行距離も短く、所要時間も短い。 当系統と接続する高速鉄道は、地下鉄烏丸線(北大路駅)、地下鉄東西線(京都市役所前駅)、阪急京都線(京都河原町駅)、京阪本線・鴨東線 (祇園四条駅・三条駅・出町柳駅)である。JR西日本とは接続していない。 沿革(2, 旧4, 旧6, 旧10, 北2号系統含む) 本系統と統合され廃止となった北2号系統の前身である2号系統は、京都駅と西賀茂車庫を烏丸通経由で結ぶ路線であった。なお、同じく西賀茂車庫前 - 京都駅前間を運行していた9号系統とは、共通の運用となっていた。 1981年に北2号系統となった当初は高頻度の運行であったが、大宮地区および堀川通沿いの利用者は、京都駅方面へは地下鉄の乗り換えが必要ない9号系統を利用する傾向があったため、北2号系統はダイヤ改正ごとに本数を減らしていた。そして結局、1997年10月に37号系統に統合される形で廃止となった。廃止時は西賀茂営業所が運行していたが、1981年5月 - 1986年3月は烏丸営業所による運行であった。 37号系統は、1970年以降変わらず西賀茂営業所が運行している。 1928年5月:4号系統を新設する。新設時の経路は、今出川大宮( → 堀川今出川 → 堀川上立売 → )大宮上立売 - 大宮鞍馬口 - 大徳寺前である。 1929年1月:大徳寺前 -(旧大宮通)- 待鳳校前(現:下緑町 - 常徳寺前間)間を延長する。 5月:京都駅前 - 烏丸今出川 - 大宮今出川間を延長する。 1931年12月:上賀茂御薗橋 - 待鳳校前間を延長する。 1932年1月:大徳寺前 -(旧大宮通)- 待鳳校前を、大徳寺前 -(新大宮通)- 待鳳校前に変更する。 1935年3月:10号系統に系統番号を変更する。 1936年5月:烏丸今出川 - 今出川大宮 - 大徳寺前 - 上賀茂御薗橋を、烏丸今出川 - 上総町(現:烏丸北大路)- 北大路堀川 - 上賀茂御薗橋に変更する。 1944年5月:京都駅前 - 烏丸車庫前(現:北大路バスターミナル)間を廃止する。起終点を変更する。 1945年7月:2号系統に系統番号を変更する。 1947年11月:烏丸車庫前 - 京都駅前 - 西洞院塩小路間を延長する。 1948年11月:太田神社 - 上賀茂御薗橋間を延長する。 1949年4月:祇園発着便を新設する。新設時の経路は、上賀茂御薗橋 - 北大路堀川 - 烏丸車庫前 - 四条烏丸 - 祇園である。 6月:太田神社 - 上賀茂御薗橋間、京都駅前 - 西洞院塩小路間を廃止する。祇園発着便を6号系統に系統番号変更する 1950年10月:2号系統は西洞院塩小路 - 京都駅前間を延長する。 1953年7月:6号系統は上賀茂御薗橋 - 上賀茂神社前間を延長する。 1955年6月2号系統は京都駅前 - 西洞院塩小路間を廃止する。 6号系統は上賀茂御薗橋 - 上賀茂神社前間を廃止する。 12月:6号系統は上賀茂御薗橋 - 上賀茂神社前間を延長する。 1956年8月:6号系統は祇園石段下 - 東山七条間を延長する。 9月:37号系統を新設する。新設時の経路は、上賀茂御薗橋 - 東高縄町 - 内河原町 - 下総町 - 出雲路橋 -(寺町通)- 寺町今出川 - 河原町今出川 - 河原町三条 - 三条京阪南口(現:三条京阪前)である。 1964年11月:6号系統は東山七条 - 東福寺 - 二ノ橋間を延長する。 1967年6月:2号系統は西賀茂山ノ前町 - 上賀茂御薗橋間を延長する。 1965年7月:37号系統の上賀茂御薗橋 - 加茂川中学前を、上賀茂神社前 - 加茂川中学前に変更する。 1969年1月:6号系統の東福寺 - 二ノ橋を東福寺 - 春日町 - 京都駅八条口に変更する。 10月37号系統の出雲路橋 -(寺町通)- 寺町今出川 - 河原町今出川を、出雲路橋 -(加茂街道)- 河原町今出川に変更する。 37甲号系統を新設する。詳しくは北3号系統を参照。 1970年12月:当営業所開設に伴い、2号系統の西賀茂山ノ前町 - 上賀茂御薗橋を、上賀茂御薗橋 - 西賀茂車庫前に変更する。 1976年4月:2号系統と9号系統との連結運行を開始する(西賀茂車庫前 -(2号系統)- 京都駅前 -(9号系統)- 西賀茂車庫前)。 1978年10月:6号系統の祇園 - 東福寺 - 京都駅八条口を祇園 - 東山仁王門( → / ← 東山二条 ← )岡崎公園前に変更する。 1981年5月2号系統の烏丸車庫前 - 京都駅前間を廃止し、9号系統との連結運行を廃止する。北2号系統に系統番号を変更する。 6号系統を廃止する。 1990年5月37号系統の河原町三条 - 三条京阪前を、河原町三条( → / ← 四条河原町 ← 四条京阪前 ← )三条京阪前に変更する。 特37号系統を新設する。新設時の経路は、上賀茂神社前 -(37号系統)- 出雲路神楽町( → 河原町今出川 → )出町柳駅前である。 1996年3月:特37号系統を廃止する。 1997年10月:北2号系統を37号系統に吸収し、廃止する。37号系統の上賀茂神社前 - 加茂川中学前を、西賀茂車庫前 - 大宮総門口町 - 上賀茂御薗橋 - 加茂川中学前に変更する。東高縄町 - 内河原町 - 北大路駅前(現:烏丸北大路)を、東高縄町 - 北大路堀川 - 北大路駅前に変更する。河原町三条( → / ← 四条河原町 ← 四条京阪前 ← )三条京阪前を、河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前に変更する。 1999年3月:特37号系統を新設する。新設時の経路は、西賀茂車庫前 - 上賀茂神社前 - 上賀茂御園橋 -(37号系統)- 三条京阪前である。 2001年3月:4号系統の経路変更に伴い、特37号系統を廃止する。 2009年3月:金曜、土曜日夜間ダイヤの増強を行う。 2010年3月:特37号系統を新設する。新設時の経路は、西賀茂車庫前 - 大宮総門口町 - 大宮交通公園前 - 下岸町 - 北大路堀川 - 北大路バスターミナルである。詳しくは特37号系統を参照。 停留所およびダイヤ 平日・土曜日・休日とも、昼間は15分間隔で運行している。また、最終バスも比較的遅く、市電代替路線や西ブロック系統を除けば、23時以降も営業運転しているのは、37号系統以外では北1号系統、1号系統、5号系統、9号系統、17号系統、46号系統と循環系統(200番台)のみである。なお最終バスが遅いのは、北2号系統時代からである。
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37号系統
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「大阪シティバス井高野営業所」の記事における「37号系統」の解説
運行区間 37:井高野車庫前 - 上新庄駅北口 - 天神橋六丁目 - 扇町 - 大阪駅前 概要 37号系統は、東淀川区井高野地区から阪急京都線上新庄駅・淀川通・長柄橋・天神橋筋を経由して、大阪駅とを結ぶ路線である。上新庄折り返しの50号系統とともに、東淀川区の鉄道空白地域を通っており、東淀川区の主幹路線である。 地下鉄今里筋線が東淀川区井高野地区に乗り入れているため、一時期減便されたが、今里筋線が乗客の流動に合っていない路線設定となっており(市内中心部を経由せず、他路線との乗り換えを前提にしているなど)、乗客が想定通りに今里筋線にシフトしきれなかったことから、現在でも一定本数が確保されている。 沿革 古くは江口橋を終点としていた。 また、かつては区間便として、井高野車庫前 - 天神橋六丁目を運行する幹線37A号系統が運行されていたが、のちに廃止となった。 ゾーンバス制度が導入されてから2002年1月27日のダイヤ改正まで37号系統は幹線37号系統、37A号系統(のちの27号系統)は支線37号系統、37B号系統は幹臨37号系統と称していた。井高野車庫前-瑞光二丁目の区間は37B号系統(のちの50号系統)も加わりかなりの高頻度運転であったが、地下鉄今里筋線開業後の2007年1月8日に37号系統・37B号系統とも大幅に減便された。 この2007年1月8日のダイヤ改正で減便された37号系統を補完する役目として大阪駅前 - 上新庄駅前間に37C号系統が新設された(担当は中津営業所、酉島営業所)が、37C号系統は2010年3月28日のダイヤ改正で廃止となった。 2012年4月1日のダイヤ改正で37A号系統は27号系統に、37B号系統は50号系統に改番された。 ダイヤおよび停留所 平日昼間は1時間あたり4-5本、土曜・休日昼間は1時間あたり5-6本の運行となっている。 2014年4月1日に終点の手前にある大阪駅前を『曽根崎警察署』と改名した。
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