鞍馬口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:28 UTC 版)
「鞍馬街道」も参照 鞍馬口(くらまぐち)は、出雲路口(いずもじぐち)ともいい、鞍馬口通の賀茂川西岸付近にあった。御土居の口に位置した「鞍馬口町」や、出雲路橋西詰の石碑に刻まれる「出雲路鞍馬口」にその名を残す。なお、鞍馬口駅の駅名は、京都市営地下鉄烏丸線の他の多くの駅名同様に交差する通りの名称により「鞍馬口通」からつけられたものであり(cf. 鞍馬口駅#鞍馬へのアクセス駅との誤解)、駅が位置する場所は元来の「鞍馬口」とは異なる「烏丸鞍馬口」である。また、現在「鞍馬口通」は、元来の「鞍馬口(出雲路口)」も、それより西の「烏丸鞍馬口」(烏丸通との交差点)や「千本鞍馬口」(千本通との交差点)などを通り、金閣寺門前に至っている。 鞍馬口を起点とする鞍馬街道は、鞍馬寺を目的地とする参詣道であると共に、さらにそこから延伸して平安京と丹波国・若狭国を結ぶ物流の道でもあった。
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