は‐ね【羽/羽根】
昆虫の翅
(*翅 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:00 UTC 版)
- ^ カゲロウ目の亜成虫は、飛翔能を有する翅を持つが性的には未成熟であるので、翅を成虫のみが使用可能な器官とする場合の唯一の例外である。
- ^ ヘルシスト263号(2020年9月10日発行)掲載 特集 ゲノム編集入門 昆虫の翅はどこからきた? 長年の謎がついに解明か
- ^ Bruce, H.S., Patel, N.H. Knockout of crustacean leg patterning genes suggests that insect wings and body walls evolved from ancient leg segments. Nat Ecol Evol 4, 1703–1712 (2020). https://doi.org/10.1038/s41559-020-01349-0
翅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 02:55 UTC 版)
翅は左右2枚ずつあり、レース模様を具えるのは上部の半翅鞘(hemielytron 複:hemielytra)である。半翅鞘は小室(areola 複:areolae)に分かれ、半透明や透明なものが多いが、透明な小室の一部が黒色に変化して翅に模様を形作るものもある。半翅鞘はいくつかの区画に分けられる。腹部を包むように中央で楕円形を成す部分を円板部(discoidal area)、翅同士が交差している一帯を縫合部(sutural area)、翅の外側を周縁部(costal area)、周縁部と円板部の間の部分を亜周縁部(subcostal area)とそれぞれ呼ぶ。種によっては周縁部の外側に狭周縁部(stenocostal area)を持つものもいる。これらの区画は種特異的であり、「小室が最大~列となる」といった表記で同定の指標として使われることが多い。翅は後方で重なっているものが多いが、末広がりとなって交差しない種もいる。
※この「翅」の解説は、「グンバイムシ」の解説の一部です。
「翅」を含む「グンバイムシ」の記事については、「グンバイムシ」の概要を参照ください。
翅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 02:25 UTC 版)
成虫は、活動範囲を広げること、及び繁殖相手を効果的に探し出せるように、大抵の昆虫は成虫時に翅を持っている。したがって、翅の完成をもって成虫と判断することが一般には可能である。中には翅を持つ仲間にあっても、成虫が翅を持たない種もあり、そのようなものは、成虫であるかどうかの判断が難しくなる。逆に、翅が発達しても成体でないのがカゲロウ類の若虫で、翅が完成した後に、もう一度脱皮して成虫になる。
※この「翅」の解説は、「成虫」の解説の一部です。
「翅」を含む「成虫」の記事については、「成虫」の概要を参照ください。
翅
「翅」の例文・使い方・用例・文例
- 彼らは鱗翅類学の研究でこの森のチョウを調べた。
- 彼はアマチュアの鱗翅類研究家だ。
- チョウの翅の目のような模様
- ある一定の昆虫の翅にある、小さな棘状の生成物
- 膜翅類の昆虫の先のとがった突起、特に膜翅類の昆虫の毒針
- 昆虫の翅
- 4枚の羽根のある昆虫の対の前翅の片方
- 双翅目の昆虫の基本の後の羽のどちらか
- 通常長い膜質翅と先端に咀嚼口のある長いくちばし状の頭を持つ肉食性昆虫の目
- 長翅目の色々な肉食昆虫の総称
- 微小な無翅の節足動物:トビムシ
- 多数の微小な無翅の原始的昆虫で、ほとんど絶え間なく跳躍する性質を可能にする特別な腹肢を持つ
- 微小で無翅の節足動物:カマアシムシ
- 円錐状の頭部を持つ、翅と眼の無い微小な原始昆虫の総称
- 鞘翅目
- 左右の翅に黒い斑点が1つずつある赤いテントウムシ
- 発光する幼虫、または翅の無い地虫のようなホタルの雌
- 双翅類のハエ、特にイエバエ
- 翅の底部と双翅目のハエの平均棍の間にある鱗のような構造物
- 幼虫は人間や他の哺乳動物に寄生する、がっしりした体型の毛深い双翅目のハエ
*翅と同じ種類の言葉
- >> 「*翅」を含む用語の索引
- *翅のページへのリンク