めん‐う【綿羽】
わた‐ばね【綿羽】
読み方:わたばね
⇒めんう(綿羽)
綿羽(羽毛)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 21:09 UTC 版)
寝具や防寒具の中綿として使用されるふわふわした羽毛。羽根毛、ダウンなどとも呼ぶ。 構造と特徴 羽毛1つ1つはダウンボールと呼ばれ、真ん中の核から手のひらのように羽枝がたくさん広がった構造を持っている。羽枝を広げた羽毛同士が集まると多くの空気を保持することができ、それが保温層となって保温力を保つ。羽毛の羽枝は柔らかいが復元性に優れ、空気を含むための嵩(かさ)を稼ぎやすくなっている。雛鳥よりも成鳥から取れた羽毛の方が1つ1つのダウンボールが大きいため嵩が出て保温性が高い。 用途など 多くの空気を取り込むことができ保温性に優れていることから、衣料品(ダウンジャケット)、布団(羽毛布団)、寝袋(シュラフ)、枕として用いられる。これらの素材には高緯度地域で飼育された、カモ科の家禽(ガチョウやアヒル)の胸付近の綿毛が用いられていることが多い。ガチョウの胸毛はグースダウンと呼ばれ、アヒルの胸毛はダックダウンと呼ばれている。
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