鞘翅目とは? わかりやすく解説

甲虫類

(鞘翅目 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/25 03:01 UTC 版)

甲虫類(こうちゅうるい)は、昆虫綱有翅昆虫亜綱コウチュウ目甲虫目鞘翅目(しょうしもく)とも)に分類される昆虫の総称。カブトムシクワガタムシカミキリムシゲンゴロウオサムシホタルテントウムシゾウムシなど、非常に多様な昆虫が所属する。




「甲虫類」の続きの解説一覧

鞘翅目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:30 UTC 版)

鼓膜器官」の記事における「鞘翅目」の解説

ハンミョウ科 Cicindelidae およびコガネムシ科 Scarabaeidae においてのみ、鼓膜器官知られる両分類群鼓膜器官位置大きく異なり、したがってそれぞれ独立して進化したのである可能性が高い。 ハンミョウ科においてはハンミョウ属 Cicindela では鼓膜器官一般的であるものの、科レベルでは一般的ではないことが分かっている。ハンミョウ鼓膜第一腹節背板位置し地面にいるときには前翅および後翅によって被覆される場所にある。飛行中超音波感知した時、翅の動きによって超音波領域クリック音生成する行動観察されており、コウモリによる捕食から身を守るために鼓膜器官による聴覚機能させていると考えられるが、よくわかっていないことが多い。 コガネムシ科においてはカブトムシ亜科 Dynastinae2つの族、Cyclocephalini族および Pentodontini族においてのみ鼓膜器官存在知られている。これらの族における鼓膜器官は前胸(英語: Prothorax)の内側頭部付け根と胸前端接合部近くいわゆる「首」にあたる部分背側位置する超音波に対して感受性を示すため、本族の鼓膜器官による聴覚また、コウモリから身を守るために機能している可能性がある。Euetheola humilis の実験では、歩行時や飛行時には首をのばすことで鼓膜を体の表面露出させ、超音波感知すると首をひっこめる行動観察され、この行動によって聴覚感度調整している可能性示唆されている。

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鞘翅目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 17:20 UTC 版)

円山川」の記事における「鞘翅目」の解説

ノコギリクワガタ・ヒラタクワガタ・コクワガタ ヤナギ樹液多く集まる。 オオフタホシマグソコガネ・カドマルエンマコガネ・ダイコクコガネ これら糞虫は、1960年代河川敷放牧されていたウシの糞に集まっていたが、現在の生息状況不明コアオハナムグリ ハマウドなどの集合花に集まる。 オオヒラタシデムシ・ヤコンオサムシ・セアカオサムシ ミミズなどの小動物死骸食べ河川敷見られるカワチゴミムシ 丸石河原では、本種をはじめ、大型種から微小種まで様々なゴミムシ類が見られる。 アイヌハンミョウ・コニワハンミョウ・ハンミョウ・エリザハンミョウ・マメハンミョウ アイヌハンミョウは丸石河原多く中流域多く生息コニワハンミョウは、狭い砂地や土のあるところに生息し中流域から海岸部まで生息ハンミョウ類は河原などが草地になると生息できなくなるため、適当なかく乱が必要。マメハンミョウ幼虫イナゴの卵を食べるため多く見られるタマムシ ケヤキエノキなどで構成される河畔林生息マイマイカブリ 河畔林林床生息。 ヤナギハムシ・ヤナギルリハムシ・クルミハムシ・バライロツツハムシ・クロボシツツハムシ・コガタルリハムシ・ヨモギハムシ・アオバネサルハムシ・スキバジンガサハムシ ヤナギハムシとヤナギルリハムシはヤナギ類見られ食べつくすほど大発生することもある。クルミハムシオニグルミ、バライロツツハムシ・クロボシツツハムシはノイバラ、コガタルリハムシはギシギシ、ヨモギハムシ・アオバネサルハムシはヨモギスキバジンガサハムシヒルガオ類で見られる。 ショウカイボン テントウムシ・ナナホシテントウ・ヒメカメノコテントウ・カメノコテントウ・カメノコテントウ・ハラグロオオテントウ・マクガタテントウ アブラムシ食べに集まる。マクガタテントウは小さな河川敷特有の種で、円山川には多い。

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鞘翅目

出典:『Wiktionary』 (2021/08/04 12:33 UTC 版)

名詞

  鞘翅+ しょうしもく)

  1. 分類学》 コウチュウ目の、かつて標準和名(wp)現在異称学名ラテン語)"ordo (la) Coleoptera (la)" の漢訳(wp)

類義語

翻訳


「鞘翅目」の例文・使い方・用例・文例

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