黒焚連合
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「WORST (漫画)」の記事における「黒焚連合」の解説
黒ヒョウ / 黒板 豹真(くろいた ひょうま) 二代目黒焚連合幹部。黒咲工業の生徒。 かつて仲間だと思っていた者達に裏切られて袋叩きに遭っていたところを初代黒焚連合幹部だったマルケンとカクケンに助けられたことで彼らを慕い黒咲工業に進学し、連合内の世代交代に伴い幹部となった。それ故黒焚連合への愛着は強く、普段は温厚な性格だが、少しでも黒焚を舐めたりするような相手や黒焚の名に泥を塗るような真似をした仲間に対しても一切容赦せずに制裁を加える極端な二面性を持っている。更にそのような考えを仲間にも押し付ける傾向にあるため、連合内ではあまりよく思われていない。 武装の新入り(鉄生)一人に敗北した阿知羅らに制裁を加えた後、鉄生と互いの素性を知らないまま趣味のダーツで意気投合するが、やがて鉄生の素性を知り、将太立ち合いの下タイマンを行うことになる。タイマン終盤に自身を嫌う黒焚連合メンバーたちの襲撃を受けるも、鉄生や将太、隠れて観戦していた奈良や金の助太刀で助けられたことで考えを改めた。その後はかつて一方的に制裁を加えた阿知羅達にも歩み寄りを見せており、佐藤と阿知羅がジキル達の襲撃を受けた際には将五、田淵と共に鉄生に協力する。 阿知羅 勝(あちら まさる) 二代目黒焚連合メンバー。七森工業の生徒。 かつて九能秀臣ら三代目武装戦線に襲撃されて一方的に痛めつけられたことから武装を恨んでおり、中島の引っ越しの噂が流れて内部抗争が激しくなった黒焚連合のトップを狙い、自身と同様の経緯で武装を恨んでいた後輩の中学生たちを使って武装の名を騙って悪事を働いていた。 アジトに乗り込んできた鉄生と戦うも好誠ら武装が現れたことで田淵以外の仲間は敗走し、自身も鉄生に倒される。その後武装の新入り一人に敗北したことで仲間共々黒ヒョウの制裁を受ける。 ブッチ / 田淵 幸一郎(たぶち こういちろう) 七森工業の生徒で阿知羅の親友。阿知羅と同様三代目武装に痛めつけられたため、彼の指示に従っていた。大柄な体格だが阿知羅と違い温厚な性格だが、阿知羅らがジキル達の襲撃を受けた際には責任を感じて一人で解決しようとする鉄生を殴りつけて諭し、自身も黒ヒョウと共に鉄生に協力する。 『ドクロ』9巻に収録された描き下ろしではかなりの大食いで実家が資産家であることが描かれ、鉄生達がジキル達の下へ向かう際の交通費を全額負担している。 佐藤 史郎(さとう しろう) 二代目黒焚連合メンバー。河田二高の生徒で中島の同級生であり、兄は鉄生のバイト先の先輩。 黒ヒョウとは中学時代からの付き合いで、彼が唯一心を開いている人物でもある。黒ヒョウと鉄生とのタイマン時に黒ヒョウを疎ましく思う黒焚連合メンバー達にタイマン場所を密告したと思われていたが、実際は痛めつけられても場所を吐いておらず、将太らと共に襲われていた黒ヒョウを救った。 ジキル達の襲撃では室に倒されるも、襲撃された面々の中では比較的軽傷だったためか、電話で鉄生にジキルのことを訪ねている。
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黒焚連合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:42 UTC 版)
犬猿の仲であった黒咲工業と焚八商業が、坊屋春道と鈴蘭高校の存在を意識して同盟関係を結んだことで生まれた連合。総長ブルのカリスマ性によって次々と加盟校を増やし、やがて鈴蘭や鳳仙と並び称される一大勢力となった。 ブル / 古川 修(ふるかわ おさむ)(声: - / 置鮎龍太郎) 焚八商業高校の頭。黒焚連合初代総長。体格がよく、おおらかな性格をしている。 惚れている女子を追いかけていた時、同じ女子に見とれて尾行していた男と意気投合し、犬猿の仲だったマルケン・カクケンとの決闘に助っ人として連れて行く。その時に男が鈴蘭の坊屋春道であると初めて知り、その圧倒的な実力に危機感を覚え、同じく春道の強さに戦慄したマルケン・カクケンと黒焚連合を結成する。その後、石井剛とのタイマンに勝利し、黒焚連合に対抗して作られた塚本・七森連合を吸収。それがきっかけで河田二高と百合川南も加入し、連合を計6校が集う大集団に育て上げた。 連合の総長に就任したことでリーダーとしての素質が開花し、『四天王』の一人として誰もが認める存在となった。結成のきっかけとなった春道とは、その後も親友同士としていい関係を続けている。恋愛にはなかなか恵まれない。県南の三人組との抗争の直前に負った交通事故の後遺症で、片耳の聴力を失っている。卒業後は実家の古川鉄工に入社し、5年後に親の跡を継ぎ社長になった。 マルケン / 丸山 健一(まるやま けんいち) 黒咲工業の頭でカクケンの相棒。髪型に関して強いこだわりを持っている。喧嘩の実力はブルに匹敵し、連合結成当初はカクケンとともに総長の座を狙っていたが、やがてブルをリーダーとして認め、カクケンと共に連合の幹部となる。実家は酒屋を経営しており、卒業後は店を継いだ。 カクケン / 角住 賢一(かどずみ けんいち) 黒咲工業の頭でマルケンの相棒。マルケン同様、髪型に関して非常にこだわりを持っている。ブルとの決闘時、ブルの助っ人として現れた春道に一発で倒される。卒業後は運送会社に就職するも上司とケンカして3か月で辞め、古川鉄工に入社する。 高梨 修(たかなし おさむ) 百合川南高校の番長。長髪で、常に野球帽をかぶっている。強い男を倒すため、親友の片山千秋と共に春道達のいる街へ遠征に来て、マルケンとのタイマンに敗れた。その後、マルケン・カクケンに紹介されたブルに惹かれて黒焚連合に入り、後に副総長となった。卒業後は上京して様々な職を転々とし、22歳の時に俳優の道を選ぶ。 片山 千秋(かたやま ちあき) 百合川南高校ナンバー2で、高梨の親友。巨漢で、普段は大人しく目立たない性格だが、「デクノボウ」と言われると激怒する。喧嘩の実力は、パルコと互角の戦いを繰り広げるほど高い。卒業後は石川と同じく天山建設に入社、優しい性格と持ち前の腕力で職場の人気者となる。 平島 信吾(ひらじま しんご) 七森工業番格。黒焚連合結成を意識して塚本高校と連合を組み、黒焚に挑戦。助っ人の剛とブルの決闘で、何度倒されても剛に向かっていくブルの姿に感動し、自ら黒焚連合に加盟した。卒業後は腕利きのパン職人となる。 八木沢 明(やぎさわ あきら) 塚本高校番格。平島と共に黒焚連合と抗争を繰り広げる。抗争に敗れた後、石井兄弟に口説かれ連合に加入する。卒業後は実家の喫茶店のマスターとなる。 石井 猛(いしい たけし) 八木沢の従兄弟で、県南最強チーム・RATSの頭。テル達の手でRATSを壊滅に追い込まれ、逃げるように八木沢達の街に引っ越してきた。剛がブルとのタイマンに敗れた後、黒焚連合の兵力を利用し県南の3人に対抗するため剛と共に連合へ加入したが、次第にブルの魅力に惹かれていき、やがて連合の幹部となった。卒業後は古川鉄工に入社。 石井 剛(いしい つよし) 猛の弟。プロレスラー並の体格の持ち主で、猛と共に街へ引っ越してきた。八木沢の助っ人としてブルと闘ったが敗れ、猛と共に黒焚連合へ加入した。卒業後は古川鉄工に入社。 石川 政雄(いしかわ まさお) 河田二高番格。常に冷静で負ける喧嘩はしない主義だが、喧嘩の実力はブルに次ぐ。剛と戦うブルの姿に心を打たれ、他の勢力とは交わらない河田二高の伝統を破り、幹部として連合に入る。中島とのタイマンに敗れた後は、幹部でなくブルの舎弟として連合に残った。桂木源次郎の従弟で、卒業後は桂木の働いている天山建設に入社した。痔持ち。 中島 信助(なかじま しんすけ) 二代目黒焚連合総長。『新四天王』の一人。中学時代は秀吉のライバルとして知られ、河田二高入学後、石川とのタイマンに勝利し1年生ながら連合の幹部となった。顔中傷だらけの老け顔をしており、高校生に見えない外見のため「PTA」などと呼ばれている。また小学校3年生の時の遠足でアンモナイトの化石を発見し、それが新聞記事として載ったことから「アンモ」というあだ名も持っており、そのどちらかのあだ名で呼ばれると激怒する。 ブルの引退後、二代目総長を襲名。一人だけ1年生の時から幹部扱いだったため周囲と不和があったが、春道に正面からタイマンを挑み、敗北したもののその勇敢な戦いぶりで仲間たちに総長として認められた。 春道が感嘆するほどのタフさを誇り、真弓鉄次よりも頑丈と評されていた。 二代目総長襲名後は二代目副総長の万代を勇ちゃんと呼び合う仲になっており、黒焚連合絡みの揉め事は全て万代の手により片付けられることと総長としての役割の少なささから万代に、しばらく総長を変わってくれと愚痴ることもあった。 安藤(あんどう) 中島の相棒。ドレッドヘアをしている。マサとは子供のころからの因縁がある。 万代 勇次郎(ばんだい ゆうじろう) 焚八商業1年のトップで、二代目黒焚連合副総長。中島を信ちゃんと呼ぶ。
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