阿知とは? わかりやすく解説

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阿知

読み方:アチachi

所在 岡山県倉敷市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒710-0055  岡山県倉敷市阿知

阿知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 00:09 UTC 版)

日本 > 岡山県 > 倉敷市 > 阿知
阿知
倉敷駅南口
日本
都道府県 岡山県
市町村 倉敷市
人口
2011年(平成23年)6月30日現在)
 • 合計 1,137人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
710-0055
倉敷駅前の風景

阿知(あち)は、岡山県倉敷市にある町丁である。一丁目から三丁目からなる。いわゆる「倉敷駅前」と呼ばれる一帯で、倉敷駅南側周辺に位置する。郵便番号は、710-0055(倉敷郵便局管区)。総人口は1137人、世帯数は611世帯[1]

地理

一丁目から三丁目からなり、JR倉敷駅南側一帯にあたる。鶴形山の北西に位置し、同市の中心市街地の中枢であり、駅前繁華街となる商業地域、および業務地域である。複数の商店街を形成しており、また中央部を倉敷駅から南に市道古城池(通称・中央通り、元町通り)が通る[2]

かつては倉敷で最も活況を呈した商店街を要し、周辺は大変賑わったが、近年は郊外型の店舗の隆盛により、空洞化が問題とされている。一方で、それを打破すべく朝市の三斎市などが催されて賑わっている[2]

商店街

中央通り東側
  • BIOS(倉敷センター街)
  • 倉敷栄天街商店街
  • 倉敷えびす通り商店街
  • 倉敷えびす商店街
  • 倉敷阿知町東部商店街
  • 倉敷本通り商店街
中央通り西側
  • 倉敷一番街商店街

歴史

中世後期までは島嶼の北端で、周囲は吉備の穴海の西部にあたる「阿知の海」と呼ばれる海域であった。当地は島嶼北西端付近の沿岸地域であった。しかし、宇喜多秀家の命により家臣の岡利勝が指揮し、早島から当地のある島嶼を経て現在の倉敷市酒津付近まで堤防(通称・宇喜多堤)を築き干拓を行った。以来、本土と陸続きとなっている[3]

昭和47年、栄町・新栄町・元町・浜田町・戎町・宮坂町・旭町・平和町・阿知町などの町区(旧町割)を統合・整理して、阿智神社およびかつての阿知の海に由来し「阿知」と命名された。都市計画街路整備に順応し区画され、丁目も設定された[2]

丁目別人口・世帯数

倉敷市の住民基本台帳による統計(平成23年6月末)。

丁目 人口 男性人口 女性人口 世帯数
一丁目 101 45 56 68
二丁目 478 223 255 256
三丁目 558 239 319 287
総計 1,137 507 630 611

行事・イベント等

  • 三斎市 - 毎月第三日曜日
  • ハートランド倉敷 - 五月上旬
  • 倉敷天領夏祭り - 七月下旬

脚注

  1. ^ 倉敷市の住民基本台帳による統計(平成23年6月末)
  2. ^ a b c 巌津政右衛門 『岡山地名事典』(1974年)日本文教出版社
  3. ^ 下中直也 『日本歴史地名大系34巻 岡山県の地名』平凡社(1981年)

参考文献

  • 岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』山陽新聞社(1979年)
  • 巌津政右衛門 『岡山地名事典』日本文教出版社(1974年)
  • 下中直也 『日本歴史地名大系34巻 岡山県の地名』平凡社(1981年)
  • 黒田茂夫『県別マップル33 岡山県広域・詳細道路地図』昭文社(2010年)

座標: 北緯34度35分57.5秒 東経133度46分1.6秒 / 北緯34.599306度 東経133.767111度 / 34.599306; 133.767111


阿知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 00:18 UTC 版)

倉敷」の記事における「阿知」の解説

一丁目から三丁目からなりJR倉敷駅南側すぐ、鶴形山北西広がる。同市の中心市街地中枢であり、商店街形成している。中央部倉敷駅から南に市道古城池線(通称中央通り元町通り)が通る。 昭和47年栄町新栄町元町浜田町戎町宮坂町旭町平和町・阿知町などの町区統合して阿智神社および阿知の海から命名された。都市計画街路整備順応し町割りもされ、丁目も設定された。 かつては倉敷で最も活況呈した商店街要し周辺は大変賑わったが、近年郊外型店舗隆盛により、空洞化問題とされている。一方で、それを打破すべく朝市三斎市などが催され好評博している。

※この「阿知」の解説は、「倉敷」の解説の一部です。
「阿知」を含む「倉敷」の記事については、「倉敷」の概要を参照ください。

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