開発・運用史とは? わかりやすく解説

開発・運用史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:48 UTC 版)

J/FPS-1」の記事における「開発・運用史」の解説

試作機1963年8月より制作開始され1965年11月完成し納入された。これは三菱電機北伊丹製作所内の仮設建屋設置されて、1966年6月まで技術試験が行われた。世界前例のない方式であったこともあって試験方法工夫され、まずは電波源搭載したヘリコプター受信状態で目視追尾し、光学的仰角電波仰角とを照合する段階から始められ、T-33AやC-46Dなどを目標機として延べ44フライトにのぼる実飛行試験を行うなど、会社における試験としては異例規模となったその後試作機技術研究本部第1研究所飯岡支所構内新設され3Dレーダ建屋移設され、この際住友電工開発した円筒型レドーム架設された。同地では、更に1966年11月から1967年9月わたって延べ70フライト飛行実施して探知追尾性能や耐クラッタ性能ECCM性能などの検証が行われた。これらの技術試験成功を受け、1968年1月から71年9月にかけて、装備開発のための実用試験が行われた。この間、対クラッタ性能改善為の円偏波装置追加MTI装置改善、対チャフ装置試作とこれを用いたECCM性能確認BADGEシステムとの連接為のBADGE連接装置開発連接試験などが行われた。 本機実用試験最終年度にあたる昭和46年度には、同じ飯岡支所において、日本電気開発したM-3DJ/TPS-100)の実用試験が行われていたが、同機本機技術成果流用して開発することになっていたこともあって、本機試作機とその試験班もこれに協力した本機およびM-3D全ての試験終了した直後1971年9月8日早朝襲った台風によってレドーム倒壊アンテナ大破して試作機はその運用終了した実用機初号機は、1972年3月26日大滝根山分屯基地第27警戒群)に設置されて、8月15日より運用開始した。 なお上記の通り本機開発過程日本初レーダー情報処理技術確立されたが、特に一次二次レーダー総合相関処理技術はほとんどそのままの形で航空交通管制自動化導入されるなど、多く波及効果があった。 1962年から1971年までの開発経費として7億円がかかった

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開発運用史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:51 UTC 版)

AGM-88 (ミサイル)」の記事における「開発運用史」の解説

1969年 - NWC開発プログラム開始1970年 - ZAGM-88Aという名称が与えられる(Zは「計画」の意)。 1974年 - 主開発者としてテキサス・インスツルメンツ指名される1975年 - 初飛行1981年 - テキサス・インスツルメンツ生産契約締結1983年3月 - 全規模生産承認AGM-88A ブロック1)。 1985年 - アメリカ海軍で初期作戦能力IOC)を獲得1985年後半 - 航空母艦USSアメリカ(CV-66)」搭載のVA-72およびVA-46に配備された。 1986年 - ブロック2改修AGM-88A ブロック2)。 1986年3月 - シドラ湾岸にあるリビアSA-5サイトに対して実戦初め使用される1986年4月 - リビア爆撃エルドラド・キャニオン作戦)で使用される1987年 - AGM-88B ブロック2 1987年 - アメリカ空軍でもIOC獲得した1990年 - ブロック3改修AGM-88B ブロック3)。 1991年 - 約2,000発のAGM-88B ブロック3湾岸戦争においてアメリカ空軍により広範囲使用される1993年 - ブロック4改修AGM-88C ブロック4)。 1999年 - 1,000発以上のAGM-88コソボ紛争においてアメリカ空軍およびNATO軍により使用される2000年 - ブロック5改修AGM-88C ブロック4/5及び3A/5、AGM-88B ブロック3/5)。 2000年3月 - AGM-88E初飛行2003年 - ブロック6改修AGM-88D ブロック6)。 2003年6月 - アリアント・テックシステムズATK)がAGM-88Eのシステム開発設計SD&D)を契約2005年 - AGM-88E開発試験2012年7月 - AGM-88E IOC獲得翌月以降フルレート生産開始2014年9月 - AGM-88E FOC獲得予定

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