迷い猫同好会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:23 UTC 版)
「迷い猫オーバーラン!」の記事における「迷い猫同好会」の解説
千世のわがままで作られた同好会で、巧たちも強引に巻き込まれている。学園の校舎の屋上に部室を設置しており、ストレイキャッツを第2部室にしている。 都築 巧(つづき たくみ) 上記を参照 芹沢 文乃(せりざわ ふみの) 上記を参照 霧谷 希(きりや のぞみ) 上記を参照 梅ノ森 千世(うめのもり ちせ) 上記を参照 十和野 心(とわの こころ) 上記を参照 鳴子 叶絵(なるこ かなえ) 声 - 堀江由衣 文乃の親友であり、巧のクラスの委員長。器用であり、なんでもこなす。身長168cm、体重52kg、スリーサイズ、B82-W58-H82。 明るい性格と人望を兼ね備えた男前な女子で、クラスからの信頼も厚い。ただしキン肉マンの「ビッグ・ザ・武道」のコスプレ で仮装しようとしたりクリスマスプレゼントにハニワを渡すなど趣味が特殊であり、家康や千世に負けず劣らじのアニメ知識を豊富に持っている。このため家康とどこか似たような点があるなどと内心では評されていることもある。 最初は「迷い猫同好会」の団員ではなかったが、1年生最後に3年生の卒業旅行を機に正式に加入した。 巧の将来の相談にのったり、「自分は後から入ってきたから」と恋を諦めようとする心に「それは違う」と声をかけたり、ハニワにより弾丸が巧のリュックを貫通するのを防いだりと意外と重要なことをしていたりする。 迷い猫同好会の女性団員で唯一ストレイキャッツのアルバイトをしておらず、また巧に恋愛感情も持っていない。 高校卒業後は短大に通う。 竹馬園 夏帆(ちくまえん かほ) 声 - 田村ゆかり 千世の幼馴染で、純正セレブのお嬢様。一見、清楚でお淑やかな印象を受けるが実際は陰謀や企みが大好きな腹黒少女。身長169cmと作中の女性キャラクターで一番身長が高い、体重50kg、スリーサイズ、B87(E)-W58-H87。血液型はAB型。 千世が持っている「おともだち」とその中心にいる巧を嫉ましく思っており、「迷い猫同好会」へ所属するため高校3年の3学期に梅ノ森学園へ転校してくる。卒業式後は初代副会長となる。 途中までは彼女の思惑通りに進み最終段階として卒業旅行で巧のドイツ留学を性急に進め、自分を中心とした「おともだち」を手に入れようとしたが文乃の努力と巧の決断により失敗する。真相が明らかになり関係が崩壊すると思われたが、家康のフォローにより晴れて同好会メンバーと友達を手に入れることが出来た。巧のファーストキスを奪ったりもしたが、彼のことを本気で好きというわけではなかった。 卒業旅行を経て、ドイツ留学に旅立つ。巧へのお目付け役として、メイドの田端を千世の元へ残す。また、2代目副会長として家康を指名するなど、家康に興味を持った様子が描写されている。 菊池 家康(きくち いえやす) 声 - 吉野裕行 巧の友人。身長166cm。血液型はB型。典型的オタクにして、中学時代からの巧の悪友。口が悪く、巧曰く「舌禍が服を着て歩いてる様なヤツ」だが根は善良。巧のオタク師匠で基本的には三次元には興味なし、女などJPGかPNG で十分と宣言している。アニメではレンズを通して見た女性も二次元であるとの認識をしている。 成績は常にトップ10位に入り続けている秀才だが、その性格のせいで周囲からはまったく尊敬されていないうえ、妬まれていたりやっかみの声も少なくないのだが当人は「そういった連中に、成績で圧倒的な差をつけて見下すのはゾクゾクするくらい快感だね」とまったく気にしていない。しかし自分が割と嫌われ者であることを自覚している節もある。文乃とは相性が最悪で本気で怒らせる事も少なくない。アニメ版では「メイド忍者コーガちゃん」の熱狂的なファンである。 不良に絡まれているところを乙女に助けられたことから、乙女のことは「乙女師匠」と呼び唯一認める3次元女性として仰いでいる。また千世とは趣味が同じ事や利害の一致で共同戦線を張る事も少なくない。 巧に次いで様々な被害を受けることが多い。アニメ版ではむしろ巧以上に殴打蹴撲の度合いが多くなっている。 高校卒業後は東大に進学し、秋葉原から通うようになる。アニメ製作のバイト活動も始めた。 幸谷 大吾郎(こうや だいごろう) 声 - 間島淳司 巧の友人。身長180cm。血液型はA型。武道一本道の日本文化男。人格者だが少しずれている。天然少年。 幸谷流柔術という古武術道場の跡取り息子で、極めて高い身体能力を持つ。あるきっかけで大吾郎も乙女のことを「乙女師匠」と呼んでいる。いずれは自分も乙女の様に困った人の力になろうと考えている。 漫画やアニメなど子供の楽しむものにすぎないと言い放っていたが家康が言葉巧みにオタクワールドへ引き込み、一介のプラモマニアになった。プラモデルは、「日本の城シリーズ」と「仏閣寺院シリーズ」のみ興味を注がれている。 バレンタインデーイベントを経て、藤野珠緒と婚約した。その後、1度喧嘩し気まずい状態が続いていたが、最後はよりを戻している。 高校卒業後は体育大に進学。珠緒とも入籍した。 藤野 珠緒(ふじの たまお) 声 - 南里侑香 叶絵の仲良しの先輩。叶絵の2つ年上で、軽音部に所属していた。 普段は男女を問わず、下級生に絶大な人気があった。 卒業を控えた3学期に、夏帆の助言で掛け持ちで「迷い猫同好会」に所属することになる。 バレンタインデーでは大吾郎にバレンタインデー中止の誓約で本命チョコレートは受け取りを断られるが気持ちは通じ、直後に逆に大吾郎からプロポーズされ婚約する。以降は1度意見の違いで喧嘩をした事はあるが、最後はよりを戻している。アニメ版ではゲストキャラとなっており、体育祭の時点で物語が終了したため、大吾郎との婚約は描かれなかった。 柴田 仁(しばた じん) 声 - 小野大輔 私立梅ノ森学園1年。Aクラス。迷い猫同好会の新入部員。家は町外れの歯科医院。中学時代から在籍していて、高校へはエスカレーター式で進学している。 同好会の女子メンバーからは全くもてていないが、それ以外の場所ではかなりもてる。 人当たりがよい一面でやや影がある描写だったが、過去にいじめっ子であったことが判明した。そのときに文乃と出会っているらしく、狙っていることも判明した。これに関しては、誰もその事実を知らないが、心だけは片思いの相手がいると言う点のみを知らされた。
※この「迷い猫同好会」の解説は、「迷い猫オーバーラン!」の解説の一部です。
「迷い猫同好会」を含む「迷い猫オーバーラン!」の記事については、「迷い猫オーバーラン!」の概要を参照ください。
- 迷い猫同好会のページへのリンク