読み下しとは? わかりやすく解説

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よみ‐くだし【読(み)下し/訓み下し】

読み方:よみくだし

文章始めから終わりまで読むこと。

漢文読み下すこと。


読み下し

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漢文訓読

(読み下し から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 13:31 UTC 版)

漢文訓読(かんぶんくんどく)とは、漢文の語順構成を維持しながら、訓点を付して日本語の文体に置き換えて読解すること。


  1. ^ 大辞泉小学館 
  2. ^ 寺島良安『倭漢三才圖會』(復刻版)吉川弘文館(原著1906年11月21日)。 
  3. ^ 渡部温 編『標註訂正・康煕字典』講談社(原著1991年)。 
  4. ^ 『官報』第8630号、明治45年3月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)”. 2024年1月19日閲覧。
  5. ^ 佐川繭子「「漢文教授ニ関スル調査報告」の基礎的研究」, 二松学舎大学21世紀COEプログラム「日本漢文学研究の世界的拠点の構築」 (14), pp.45-62, 2019年3月
  6. ^ 金 文京『漢文と東アジア—訓読の文化圏』岩波書店(原著2010年8月20日)。ISBN 9784004312628 
  7. ^ Tsukimoto, Masayuki (2000年10月31日). “大東急記念文庫蔵続華厳経略疏刊定記巻第五の訓点について”. 鎌倉時代語研究. 2019年12月14日閲覧。
  8. ^ 月本雅幸 (2010-08-20). “大東急記念文庫蔵続華厳経略疏刊定記巻第五の訓点について”. 鎌倉時代語研究. http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00026733 2019年12月14日閲覧。. 
  9. ^ 平安時代の式部省大学寮、博士職が用いたもの
  10. ^ 日本の漢字1600年の歴史. ペレ出版. pp. 141-142. ISBN 9784860643003 
  11. ^ レ点が字の左上に書かれるのだから、右掲例のようにレ点とその他の返り点とが重なる場合、なぜレ点が下になるかがわかる。例では「矛」の左上にあるレ点と「與」の左下の一点とが重なっている。レ点が字の左下に書かれるなどとする説明が『大辞泉』『大辞林』などの「返り点」の項目でなされるが、誤りである。また、レ点とその他の返り点が重なっている場合、その点が「一レ点」「上レ点」などと一つの返り点であるかのように説明されることもあるが、これも誤りである。
  12. ^ 明治45年(1912年)3月の「漢文教授に関する文部省調査報告」より転載
  13. ^ ただし19世紀の一部の図書では行末に返り点があるという。
  14. ^ 沢田総清『漢文教授法概説』芳文堂、1937年、漢文訓読法 -131頁。
  15. ^ 「吾日三省吾身」と訓点を施し「吾日に三たび吾が身を省みる」と読まれることもある。先ほどとは順序が異なっていることに注意。
  16. ^ 古田島 2012 157頁
  17. ^ a b 古田島 2012 158-160頁
  18. ^ 古田島 2012 161頁
  19. ^ Kanbun | The Unicode Standard” (PDF). 2017年7月30日閲覧。
  20. ^ リンク先のウィキソースではテクストが異なるため、「盾」を「楯」につくる。
  21. ^ ここで「與」(:与、拼音: )は連詞として「A(と)B」の形で使われる場合、「與」字がひらがなになおされて「AとBと」と書き下される。
  22. ^ 「者」を「もの」と読む訓読ではわかりにくいが、「者」は短語をつくる結構助詞であってこれ自体が名詞ではない。「鬻~矛者」でひとつの名詞性短語である。また、訓読では謂詞「有」の主語が「鬻~矛者」であるかのように誤解されるかもしれないが、実際には主語は「楚人」であって「鬻~矛者」は賓語である。したがって句式は第一句式SVではなく第二句式SVOである。このように訓読が白文の構造を保たない場合がある。
  23. ^ 中国語には時制がないので、訓読にはそれが現れないが、訳するときに文脈から補うことになる。ただ、例句の場合、原文ではこのあとに「譽(ほ)メテ(これ)ヲ(い)ハク~」と句が途切れないから、気にしなくて良い。
  24. ^ [1]
  25. ^ 古田島洋介『これならわかる返り点』
  26. ^ 石塚、2001,小助川,2012
  27. ^ 明治時代には、漢文のように英語を訓読していたというのは本当ですか
  28. ^ [2]
  29. ^ a b c 土田 2014, p. 6.
  30. ^ a b c d 土田 2014, p. 7.



読み下し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 08:45 UTC 版)

金井沢碑」の記事における「読み下し」の解説

上野国群馬郡下賛郷(しもさぬのさと)高田里(たかだのこざと)の三家子□が、七世父母と現在父母為に、現在侍る家刀自の他田君目頬刀自(おさだのきみめづらとじ)、又児の加那刀自(かなとじ)、孫の物部君午足(もののべのきみうまたり)、次に刀自(ひづめとじ)、次に若蹄刀自(わかひづめとじ)の合せて六口、又知識を結びし所の人、三家毛人(みやけのえみし)、次に呂、鍛師(かぬち)の礒部君身麻呂(いそべのきみみまろ)の合せて三口是の如く知識を結び而して天地誓願し仕え奉る石文神亀三年丙寅二月二十九日

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読み下し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:42 UTC 版)

山ノ上碑」の記事における「読み下し」の解説

辛巳歳集月三日に記す。佐野三家(さののみやけ)を定め賜える健守命(たけもりのみこと)の孫の黒売刀自(くろめとじ)、此れ新川臣(にいかわのおみ)の児の斯多々足尼(したたみのすくね)の孫の大児臣(おおごのおみ)に娶(とつ)ぎて生める児の長利僧(ちょうりのほうし)が、母の為に記し定むる文也。放光寺僧。

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