もの‐の‐ふ【武=士/物▽部】
もの‐の‐べ【物▽部】
もののべ【物部】
もののべ 【物部】
物部
物部
物部
物部
姓 | 読み方 |
---|---|
物部 | ぶつべ |
物部 | もちべ |
物部 | もののべ |
物部 | ものべ |
物部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 03:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動物部(もののべ/もののふ)とは、古代日本の朝廷の兵(軍事)・刑(刑罰)に携わった職業部。令制諸官司にも配属されている品部。
概要
氏族的系譜を有し、大化の改新以前は物部連が伴造として管掌してきた。その数が多かったので、物部の八十氏などと呼ばれた。
『日本書紀』によると、崇神天皇7年の11月、物部氏の祖である伊香色雄(いかがしこお)に命じて、
物部(もののふ)の八十平瓮(やそびらか)を以て祭神之物(かみまつりもの)と作(な)さしむ[1]
とある。「平瓮」とは平らな土器。平たい皿様の器のことである。『古事記』中巻崇神天皇条にも同様の記載がある。
改新後も存続し、律令制下では囚獄司(40人)・衛門府(30人)・東西市司(各20人)に配属され、罪人の刑を執行する業務にあたった、という。
同様の職務を果たす部として、久米部がある。
物部氏
地方には物部連とは系統の異なる物部氏が多数存在した。
- 笠原使主の子・兄麻呂を祖とする武蔵国造族の物部直。
- 飯入根命の子・宇乃遅命を祖とする出雲国造族の物部臣。
- 夏花命を祖とする上毛野国造同族の物部君(磯部氏)。
- 米餅搗大使主命の8世孫・額田臣と武蔵臣の兄弟を祖とする物部首。
脚注
- ^ 『日本書紀』崇神天皇7年11月13日条
参考文献
- 『日本書紀』(一)、岩波文庫、1994年
- 『日本書紀』全現代語訳(上)、講談社学術文庫、宇治谷孟:訳、1988年
- 『古事記』完訳日本の古典1、小学館、1983年
- 『角川第二版日本史辞典』p947、高柳光寿・竹内理三:編、角川書店、1974年
- 『岩波日本史辞典』p1132、監修:永原慶二、岩波書店、1999年
関連項目
物部(もののべ)
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「しより&愛子シリーズ」の記事における「物部(もののべ)」の解説
京都大学の大学院で、阿鹿里村の研究をしている。しよりが押入れから発見したケータイで、しよりの手助けをしていた人物。押入れのケータイは実は彼の妹のケータイであり、彼は妹のかわりにしよりの脱出に手を貸したのだった。ハスキーな声とは裏腹に、外見は太っていて醜く、初対面の際しよりに拳銃を向けられた。阿鹿里村事件後はしよりと交際している。
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