裏武闘殺陣編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:08 UTC 版)
式紙(しきがみ) 最澄が所有する魔導具(宝玉)。量産されたらしく、複数が存在する。紙を操ることができる。最澄は主に折り紙を操って攻撃していた。「式髪」と対の関係。 SODOM編でも登場。 式髪(しきがみ) 瑪瑙の所有する(人体改造で体に埋め込まれていた)魔導具(宝玉)。陽炎も戦国時代に使っていた。髪を操作(硬質化)させる。基本的には抜いた数本の髪を硬化させ、武器として使用する。幻獣朗の人体改造の結果、髪の毛を自由自在に操れるようになっていた。「式紙」とは対の関係。 火影vs麗(幻)の試合後に烈火によって破壊されたが、SODOM戦においても陽炎が用いていたことから、式紙と同様に複数個生産されている模様。 夢幻(むげん) 幻獣朗の所有する魔導具(杖)。物体を縮めたり大きくする力を持つ。烈火の炎に破壊された。アニメでは杖の中に仕込み刀が仕込んでかる。 言霊(ことだま) 亜希の所有する魔導具(チョーカー)。「刮目」をキーワードに一定の範囲内に幻を見せる。幻自体に攻撃力はないが強烈な暗示によって一種の催眠状態に陥らせ、敵を倒す。烈火は譲り受けたこの導具で陽炎の「不死の呪い」を解こうとしたが、言霊は壊れて失敗した。 韋駄天(いだてん) 魅希の所有する魔導具(靴)。高速で移動できるようになる。 麗(音)敗北の際に言霊と一緒に烈火たちに渡したが、韋駄天は返されたらしくSODOM編でも引き続き魅希が使用した。 矢魔彦(やまびこ) 魅希の所有する魔導具。音を反射させる小型の盾。元々は音の反射によるかく乱や情報伝達の(もしくは対不狂和音の)ためのものだが魅希は発想を逆転させ、音遠の不狂和音を相手に反射することでバリエーションを作り、見事なコンビネーションを発揮した。 不狂和音(ふきょうわおん) 音遠の所有する魔導具(胸当て)。音を溜め込むタンクそのもので、直線に飛ぶ「鎮魂歌(レクイエム)」・右前方へ弧を描く「前奏曲(プレリュード)」・魅希の矢魔彦が反射させる「協奏曲(コンチェルト)」・地面を砕くパワーの「狂詩曲(ラプソディー)」・3本の音が直線で飛ぶ「小夜曲(セレナーデ)」・音の塊が複数飛ぶ「遁走曲(フーガ)」といった様々なバリエーションを音遠は生み出した。しかし水鏡にそれら全てを見切られ、音遠は最後の手段として会場全てを吹き飛ばす威力で自らの命を使う「葬送曲」を発動しようとするも、水鏡に核を氷紋剣で破壊された。 磁双刀(じそうとう) 磁生の所有する魔導具。二振りの刀で、それぞれN刀とS刀と呼ばれる。互いに引き合うことができる。 魔元紗によって破壊されたが、殺陣ドームの瓦礫の中で再生し、SODOMにて音遠が使用した。 朧(おぼろ) 月白が所有する魔導具。広げるとシーツくらいになる布。屈折率を低下させ、被った者を透明にする。ただし、ついた汚れなどは透明化できないため、血などで汚されると目印になってしまうのが弱点。 核となっている玉は布地の裏に縫い付けられている。 戦国時代には、陽炎も使用していた。 海月(かいげつ) 月白が所有する魔導具。戦国時代には陽炎も使っていた。大きな三日月型の刃物で、刀やブーメランとして使う。 SODOM編でも登場。 偽火(にせび) 火車丸が所有する魔導具。手の甲にはめることで、炎術士のように炎を使うことができる。ただし、威力は遠くおよばない。戦国時代に桜火が桜姫に使わせようとして壊れた場面があり、最低でも2個は作られている。 SODOM編でも登場。 凶蜘蛛(まがぐも) 餓紗喰が所有する魔導具(肩当て)。装着者の意思によって6本の巨大な爪が自由自在に動き、凄まじい攻撃力を持つと共に、爪を盾のように使うことも可能で攻守に優れた性能を持つ。作中でも随一の巨体を誇る餓紗喰にすらオーバースケールといった印象を与える、単体ではおそらく最大級の魔導具。陽炎さえもその存在を知らなかった。爪はちぎれても時間をかけて再生できる。 SODOM編でも登場。 次元界玉(じげんかいぎょく) 魔元紗が所有する魔導具(宝玉)。魔次元という異次元空間に通じる穴を開け、瞬間移動したり敵を吸引したりする。烈火の初合成火竜によって負った傷が異次元に閉じ込められた風子達の脱出の糸口となり、風神に砕かれた。 砲魔神(ほうましん) 魔元紗が所有する魔導具(バズーカ型)。死体をセットして、その死体の魂を弾にする。その威力は磁生を一撃で倒すほどのものだが、土門はなんとパンチではじき返し周囲を驚愕させた。 縛呪(ばくじゅ) 呪が所有する、と言うよりその本体である魔導具(のっぺらぼうの鉄仮面)。意志を持ち、気に入った体の人間に被さってその精神を破壊し、屍となった体を自分の体として操る能力があり、この能力をヒントにして海魔は死の間際に天堂地獄を作りあげた。被せられた者に強固な精神力があれば精神破壊を破ることが可能。アニメでは、元は単に死体を操る魔導具だったが、戦場で倒れた使い手が死に行く自分に使ったことで意志を持ったとされている。 鉄丸(てつがん) 決勝前に虚空が土門に渡した魔導具(黒い玉)。呑み下すと額に「鉄」の字が現れ全身が鉄になる。その防御力は「石冑」を大きく上回り、防御系魔導具では最強クラス。勿論攻撃面でも、使用者の肉弾戦能力に応じて有効。精神を侵食するタイプの攻撃にも耐えられるが、慣れないと短時間しか効果がないのと、使用時に体重が増加してしまう(これは使いようで利点にできるが)のが弱点。サンデー連載時のおまけコーナーでのQ&Aによると、使い捨てではなく効力切れの後で体外に出し再使用するとのこと。 氷魔閻(ひょうまえん) 氷を操る魔導具。形状はパタに似た手甲と一体化した刀。海魔の作品。意思を持ち、血液が刃に触れると刃が血液を吸い取っていく。戒が所有し、戒の死後はSODOM編で巡狂座が使用する。「閻水」と対の関係。 魅虚斗(みこと) 命が所有する人型魔導具。魔導具というよりは巨大なからくり人形に近い。人一人が入れるスペースがあり、命は普段はそこに隠れていた。遠隔操作も可能。風子によって破壊される。 毒魔針(どくましん) 命が所有する指先にはめる爪型の魔導具。傷付けた相手を毒に侵す。この毒は解毒丸でしか消せない。 解毒丸(げどくがん) 命が所有する魔道具(丸薬)。毒魔針の毒を唯一消せる。複数あるようで、作中で使われたのは命が使ったものと、風子が命から奪って使用したものの二つ。サンデー連載時のおまけコーナーでのQ&Aによると、この魔導具のみは現在まで製造法が伝わっており、量産が可能との事。 帝釈廻天(たいしゃくかいてん) ジョーカーが所有する魔導具(三叉の矛)。重力を操り、また白兵戦の武器としても使われる。扱いが難しい魔導具の一つ。アニメでは白だが原作では赤い色をしている。 SODOM編では、重力+と重力-を極大に働かせることで、ブラックホールを作り出した。
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