SODOM編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:08 UTC 版)
大飛出(おおとびで) 命の所有する人型魔道具。もう一対の隠し腕がある。命の口ぶりでは、この系統の魔導具では最強で、彼女自身がさらに改造を加えたようであるが、鬼となった空海にパンチ一撃で破壊される。 無名(むみょう) & 門構(もんがまえ) 門都が所有する魔道具。無名(文字が変わる宝玉)と門構(籠手)の組み合わせにより、門構えの漢字が表すいくつかの効果を発揮できる。門 - 異空間への入り口である門を呼び出す。 開 - 異空間への扉を開く。 閉 - 異空間への扉を閉める。 闇 - 周りを暗闇に包む。 閃 - 光で目をくらませる。 聞 - 使用者の聴覚を強化する。 束縛鞭天(そくばくべんてん) マリーが所有する魔導具(鞭)。動くものに反応して動きを封じる。炎など関係ないものにまで反応してしまうのが弱点。 血種(けっしゅ) 蛭湖が所有する魔導具(心臓型)。魔血と呼ばれる血液を生成し、凝固・循環作用などを操ることができる。これを使用すると、自動的に生成される魔血と元々の血液が混ざり、使用者の体内を流れる血液は常人の濃度・量を凌駕する。使用者から離れてしばらくすると、元の血液に戻る。また、他人の血液を吸い取ることもできる(ただし使用者と同じ血液型でないと使用者の命も危険なため、誰の血液でも吸いとれるわけではない)。 輪廻(りんね) 紀理斗が所有する魔導具(鈴のついた腕輪)。使用者の年齢を変えることができる。副作用として精神・記憶にも影響を及ぼし、輪廻使用前の記憶を失ってしまう(=実年齢がわからなくなる)が、輪廻を破壊すれば元に戻るらしい。 涅槃(ねはん) & 死愚魔(シグマ) 紀理斗が所有する魔導具(涅槃)。異次元から「死愚魔」という魔導具を呼び出して操ることができる。 死愚魔は天堂地獄の細胞によって改造・強化されており、最終的にその力を制御しきれず涅槃は壊れてしまった。 また、その死愚魔も小金井&ジョーカーによって破壊されている。 神慮思考(しんりょしこう) 葵が所有する魔導具(袖に着ける3対の宝玉)。対象の記憶を操作することができる。ただし「その記憶を術者も知っていなければならない」「操作許容に限界値が存在する」「距離的な能力範囲限定」などの制限がある。集中的に操作を行えば、一人の人間の思考を根本から歪曲することも可能である。 最後は柳の精神を元に戻すため、葵が渾身の力を込めて使用するが、耐え切れずに壊れてしまう。 雷神(らいじん) 雷覇が所有する魔導具(籠手型)。海魔の作品。昆虫めいた禍々しい形をしており、風神と同様に意思を持っている。触手を使用者の体内に埋め込み、使用者の命を喰らうことで雷を発生させることができる。縛呪と同様、魔導具が使用者を操る特殊な魔導具。雷覇はその力を恐れて風神の核で封印していた。本来の具現化した姿は一本角の獣(風子は「イノシシ」と揶揄したが、どちらかと言えば肉食獣に近い)。 雷覇の全生命力を使って風子と土門に挑むが、二人の持っている魔導具から力を得た風神に破壊された。
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