蕾(つぼみ)とは? わかりやすく解説

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蕾 (コブクロの曲)

(蕾(つぼみ) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 02:48 UTC 版)

「蕾」
コブクロシングル
初出アルバム『5296
B面 彼方へ
風見鶏
リリース
規格 シングル
デジタル・ダウンロード
ジャンル J-POP
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
作詞・作曲 小渕健太郎
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2007年4月度月間1位(オリコン)
  • 2007年上半期4位(オリコン)
  • 2007年度年間3位(オリコン)
  • 2008年度年間115位(オリコン)
  • 2007年度カラオケ10位(オリコン)
  • 2008年度カラオケ2位(オリコン)
  • コブクロ シングル 年表
    君という名の翼
    2006年

    2007年
    蒼く 優しく
    (2007年)
    ミュージックビデオ
    「蕾」 - YouTube
    テンプレートを表示

    」(つぼみ)は、コブクロの14作目のシングル2007年3月21日発売。発売元はワーナーミュージック・ジャパン

    解説・タイアップ

    • 前作「君という名の翼」以来約8か月ぶりのシングルで、フジテレビ系ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌として書き下ろされた曲である。コブクロがドラマ主題歌を担当するのはこれで5曲目であり、また2005年の「ここにしか咲かない花」から4作連続でドラマ主題歌となった。ドラマ主題歌としては珍しく放送終了後に発売されている。
    • 小渕健太郎が18歳の時に亡くした母のことを思って作詞した曲である[1]
    • 2008年3月開催第80回記念選抜高等学校野球大会の開会式入場行進曲。
    • 2012年に放送されたH.I.Sの台湾旅行のCMでも使用された。
    • 2014年11月8日には、YouTube上に公式のMVがアップロードされ、2024年6月26日に再生回数が1億回を突破した。それを記念し同日、2007年に行われた『KOBUKURO LIVE TOUR '07 "蕾"』のファイナル公演のライブ映像がアップロードされた。なお、このライブは映像商品化がされていない為、この動画でしか視聴することができない。

    売上・受賞

    • オリコン集計での初動売上は過去最高だった「」を上回る18.2万枚を記録し、前作の「君という名の翼」の累計売上を初動のみで更新した。そして発売2週目の2007年4月9日付オリコン週間シングルチャートで14作目のシングルにして初の1位を獲得。2007年のオリコン年間シングルチャート3位にランクインし、シングルでは初の年間トップ10入りを果たした。自身のシングルでは唯一売上が50万枚を突破している。
    • 本作で第49回日本レコード大賞を受賞[2]。これは男性フォークデュオとして初の快挙である。これによって2005年度ノミネート作の「」、2006年度ノミネート作「君という名の翼」の雪辱を果たした。小渕は「亡くなった母親が一緒に歌っていてくれていたと思う」とコメントした。司会の堺正章は、「感動的な受賞でした」と、コメントを残している。
    • 2008年2月20日に、邦楽で初となる着うた配信で300万ダウンロードを突破したことを日本レコード協会が認定した[3]

    収録曲

    全曲 作詞・作曲:小渕健太郎、編曲:コブクロ

    1. 彼方へ
    2. 風見鶏
    3. 蕾 (Instrumental)
    4. 彼方へ (Instrumental)
    5. 風見鶏 (Instrumental)

    演奏

    • 小渕健太郎:Vocal, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Strings Arrangement (#1.2)
    • 黒田俊介:Vocal
    • 桜井正宏:Drums (#1.2.3)
    • 山田裕之:Bass (#1.2.3)
    • 藤井理央:Piano (#1.3), Strings Arrangement (#1.2.3)
    • 西山太郎:Electric Guitar (#1.2.3)
    • 漆原直美、藤縄陽子、牛山玲名、小池智子、坂田知香、志摩かなえ、西川茉利奈、吉成とも子、石橋尚子、長岡聡季:Violin (#1.3)
    • 小寺里奈、藤崎美乃:Violin (#2)
    • 菊池幹代、高山愛:Viola (#1.2.3)
    • 渡邉智生、冨田大輔:Viola (#1.3)
    • 吉田篤、山本法子:Viola (#2)
    • 関口将史、久保公人、夏秋彩:Cello (#1.2.3)
    • 関根優子:Cello (#1.3)
    • 中島杏子:Cello (#2)
    • 岩瀬聡志:Programming, Synthesizers (#1.2.3)

    収録アルバム

    ライブ映像・音源作品

    曲名 発売年 規格 作品名 収録日
    2008年 DVD ap bank fes '07[注釈 1] 2007年7月16日
    DVD/Blu-ray KOBUKURO LIVE TOUR '08 "5296" FINAL 2008年6月5日
    2009年 DVD ap bank fes '08[注釈 1] 2008年7月21日
    2011年 DVD/Blu-ray KOBUKURO STADIUM LIVE 2010〜OSAKA・TOKYO・MIYAZAKI〜 2010年10月10日
    2015年 KOBUKUROAD2〜奇跡への軌跡〜[注釈 2] 2014年9月27日
    2017年 KOBUKURO LIVE TOUR 2016 "TIMELESS WORLD" at さいたまスーパーアリーナ 2016年11月20日
    2018年 CD ONE TIMES ONE (初回限定盤)[注釈 3] 2017年10月28日
    20TH THANKS! CD[注釈 4] 2018年
    DVD/Blu-ray KOBUKUROAD4[注釈 5] 2017年10月28日
    DVD ALL TIME BEST 1998-2018 (初回限定盤DVD)[注釈 6] 2008年6月5日
    2020年 DVD/Blu-ray KOBUKURO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019 "ATB" at 京セラドーム大阪 2019年7月21日
    2024年 KOBUKURO LIVE TOUR 2023 "ENVELOP" FINAL at 東京ガーデンシアター 2024年1月26日
    彼方へ 2006年 DVD KOBUKURO LIVE at 武道館 NAMELESS WORLD 2006年5月6日
    2008年 DVD/Blu-ray KOBUKURO LIVE TOUR '08 "5296" FINAL 2008年6月5日
    2011年 KOBUKURO STADIUM LIVE 2010〜OSAKA・TOKYO・MIYAZAKI〜 2010年10月10日
    2013年 KOBUKURO LIVE TOUR 2013 "One Song From Two Hearts" FINAL at 京セラドーム大阪 2013年7月21日
    2018年 KOBUKUROAD4[注釈 7] 2018年3月17日
    2023年 KOBUKUROAD6[注釈 8] 2022年3月25日
    風見鶏 2007年 DVD/Blu-ray KOBUKURO LIVE TOUR '06 "Way Back to Tomorrow"FINAL 2006年12月3日
    2008年 KOBUKURO LIVE TOUR '08 "5296" FINAL 2008年6月5日
    2011年 KOBUKURO STADIUM LIVE 2010〜OSAKA・TOKYO・MIYAZAKI〜 2010年10月10日
    2014年 KOBUKUROAD[注釈 9] 2013年12月9日
    2017年 DVD (初回限定盤DVD)[注釈 10] 2016年8月1日
    2025年 DVD/Blu-ray KOBUKUROAD8[注釈 11] 2024年4月18日

    カバー

    • 2008年Septemberがカバーアルバム『FLOWERs』にてカバー。
    • 2008年、中村あゆみがカバーアルバム『VOICE』にてカバー。
    • 2009年、阿部恭子がミニカバーアルバム『やさしいうた』にてカバー。
    • 2009年、森進一がカバーアルバム『Love Music』にてカバー。
    • 2009年、ドイツのバンド、ジャイガンターが『イッツ・オール・カヴァー・ナウ,ベイビー・ブルー!』にてカバー。
    • 2009年、ニュージーランドの歌手、ヘイリー・ウェステンラがシングル『ねむの木の子守唄/蕾」にて英詩カバー。
    • 2012年Tiaraがカバーアルバム『Sweet Flavor 〜cover song collection〜』にてカバー。
    • 2012年、さくらまやがカバーアルバム『まや☆カラ カラオケクイーンさくらまやと歌おう!!』にてカバー。
    • 2013年森恵がカバーアルバム『Grace of the Guitar』にてカバー。
    • 2016年クリス・ハート村上佳佑とデュエット。カバーシングル「いのちの理由」カップリングに収録。
    • 2019年島津亜矢がカバーアルバム『SINGER 6』にてカバー。
    • 2022年森田成一がカバーアルバム『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors~00's-10's EDITION~』にてカバー。

    脚注

    注釈

    1. ^ a b Bank Bandとのコラボレーション。
    2. ^ 『大阪の陣400年音楽祭』のライブ映像。
    3. ^ 『KOBUKUROAD4』に収録されている音源と同じ音源。
    4. ^ 『WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE』で収録された音源。
    5. ^ 『KANPAI JAPAN LIVE 2017』のライブ映像。
    6. ^ 『KOBUKURO LIVE TOUR '08 "5296" FINAL』で収録された映像と同じ映像。
    7. ^ 『FAN FESTA 2018』のライブ映像。
    8. ^ 『FAN SITE MEMBER EXCLUSIVE LIVE 2022 "NOCTURNE"』のライブ映像。
    9. ^ 2013年12月開催のプレミアムライブのライブ映像。
    10. ^ 『Ghana Presents コブクロ アコースティック プレミアムライブ』のライブ映像。
    11. ^ 『KOBUKURO FANSITE MEMBER EXCLUSIVE LIVE 2024 "ALL SEASONS"』のライブ映像。
    1. ^ コブクロ天国の母に届けレコード大賞 - 芸能ニュース : nikkansports.com”. www.nikkansports.com. 2023年6月10日閲覧。
    2. ^ なお、本作を最後にワーナーミュージック・ジャパン発売作品は日本レコード大賞に選ばれていない。
    3. ^ https://web.archive.org/web/20080302004158/http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w080220_3.html なお、着うた300万DLを達成したのはこの曲の他には「恋のマイアヒ」(※400万DL)「そばにいるね」「愛唄」「キセキ」「Story」の5曲のみ(2011年3月時点)である。



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