この地球の続きをとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > この地球の続きをの意味・解説 

この地球の続きを

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 23:15 UTC 版)

「この地球ほしの続きを」
コブクロシングル
初出アルバム『QUARTER CENTURY
B面 Days
恋愛観測(LIVE ver. from KOBUKURO LIVE TOUR 2011"あの太陽が、この世界を照らし続けるように。")
リリース
規格 配信シングル
マキシシングル
録音 2022年
2021年、2011年
日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
作詞・作曲 小渕健太郎黒田俊介
コブクロ シングル 年表 年表
Days
(2022年)
この地球ほしの続きを
(2022年)
エンベロープ
(2023年)
テンプレートを表示

この地球の続きを」(このほしのつづきを)は、コブクロの9作目の配信限定シングル及び34枚目のシングル。ワーナーミュージック・ジャパンから2022年7月19日に配信、2022年10月19日にCD発売された。2025年に大阪・夢洲で開催の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の公式テーマソング

解説

表題曲である「この地球ほしの続きを」は、2025年に開催の、大阪・関西万博の公式テーマソングである(詳しくは後述)。

配信シングルとしては、2022年3月30日にリリースの前作「Days」以来、約4ヶ月振りの配信シングルとして、2022年7月19日にリリースされた。「Days」は本作のCDシングルで、カップリングで収録されている。

同年8月26日にCDシングルとして、カップリング、インスト音源を追加収録しリリースされることが発表され、10月19日にリリースされた。コブクロで配信シングルとしてリリースされた楽曲が、後にCDシングルのA面でリリースされるのは先行配信を除くと初めてである。 CDシングルとしては、2021年7月リリースの「両忘」以来約1年3ヶ月振り、通算34枚目のシングルとなった。

CDシングルのカップリングには、先述の「Days」に加え、「恋愛観測」のライブ音源が収録されている。「恋愛観測」は2011年のライブツアーで初披露されて以来、長い間音源化されておらず、幻の曲とも言われてきた。活動休止前最後のライブとなる、2011年のツアーファイナル公演の音源を収録している。演奏前のMC(曲説)も1分程度収録されている[1]

CDの初回限定盤には、特典グッズとしてジャケットが印刷されたショッパーバッグが付属しており、また、ファンサイト会員はワーナーミュージック・ストアでの注文に限り、オリジナルステッカーも付属された[1]

2025年4月23日からは期間限定で、大阪・関西万博のマスコットキャラクター、「ミャクミャク」のイラストを使用したジャケットである、スペシャル仕様の配信が始まった[2]


大阪・関西万博テーマソングとして

2020年10月10日、万博記念公園にて開催された「1970年大阪万博50周年記念セレモニー」に2025年日本国際博覧会アンバサダーとしてコブクロの2人、さらに吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長(当時)の4人が出席。
その席にて、松井がコブクロに向け、「大阪マラソンのテーマソングをやってくれましたね。やっぱり2025年テーマソング、コブクロさん?」と発言。これに対しコブクロ側は既に万博のアンバサダーにも就任していることから、テーマソング制作に対しても前向きな反応を示し、直後、コブクロ公式サイトでもオファーを快諾と掲載された。ただ、これは松井の勝手な発言であった為、万博の運営主体「日本国際博覧会協会」は「公式テーマソングは協会が中心となり、協議しながら検討を進めていきたい」と、正式には決定していないとコメントした[3][4][5]

以降しばらくの間、進展はなかったが、2021年の11月28日に開催された、「中之島ウィンターパーティー〜Road to EXPO 2025」にて、若宮健嗣国際博覧会担当大臣(当時)が、「テーマソングをコブクロにお願いしたい!と言えるように調整していく」と制作を依頼した[6]

そして、およそ2ヶ月半後の2022年2月10日にコブクロ公式サイトにて、正式に制作されることが発表された[7]

2022年7月18日に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内で行われたイベント「1000 Days to Go!」にて初披露され、イベント終了後にはコブクロの公式サイトより楽曲の完成が発表された[8][9]。また、2025年日本国際博覧会協会のオフィシャルサイトでは、イベント終了後の同日20時よりフルサイズの視聴音源が公開され、翌19日から、配信シングルとしてリリースされた[1]

曲は未来を創っていくのは子ども達と、願いを込めた明るい曲調になっている。サビの歌詞には、「こんにちは」というフレーズが何度も登場している。この部分は最後まで歌詞がなかなか決まらず、ふと「こんにちは」が思いつき、1970年の大阪万博で歌われた「世界の国からこんにちは」のオマージュも込め、採用されることとなった。

開幕前日の2025年4月12日に行われた開会式には、コブクロの2人も出席し、本曲を披露した。

また万博開幕後の、2025年4月23日からは期間限定で、大阪・関西万博のマスコットキャラクター、「ミャクミャク」のイラストを使用したジャケットである、スペシャル仕様の配信が始まった[2]

収録曲

CD収録曲 (全形態共通)

  1. この地球ほしの続きを
  2. Days
    • 作詞・作曲 : 小渕健太郎、 編曲 : コブクロ
    • 8作目の配信限定シングル。
  3. 恋愛観測 (LIVE ver. from KOBUKURO LIVE TOUR 2011 "あの太陽が、この世界を照らし続けるように。")
    • 作詞・作曲 : 小渕健太郎
  4. この地球の続きを (Instrumental)
  5. Days (Instrumental)
    • Dip CMソング。


配信シングル収録曲 (全形態共通)

  1. この地球ほしの続きを

収録アルバム

※「恋愛観測」はアルバム未収録

ライブ映像・音源作品

曲名 発売年 規格 作品名 収録日
この地球ほしの続きを 2023年 DVD/Blu-ray KOBUKURO LIVE TOUR 2022 "GLORY DAYS" FINAL at マリンメッセ福岡 2022年12月11日
KOBUKUROAD7[注釈 1] 2023年2月16日
2023年3月8日
2024年 KOBUKURO LIVE TOUR 2023 "ENVELOP" FINAL at 東京ガーデンシアター[注釈 2] 2024年1月26日
2025年 KOBUKUROAD8 [注釈 3] 2024年5月11日
KOBUKURO 25TH ANNIVERSARY TOUR 2024 "QUARTER CENTURY" FINAL at Asueアリーナ大阪 2024年11月10日
Days
恋愛観測 2022年 CD この地球ほしの続きを[注釈 4] 2011年8月28日
2023年 DVD/Blu-ray KOBUKURO LIVE TOUR 2022 "GLORY DAYS" FINAL at マリンメッセ福岡 2022年12月11日

脚注

注釈

  1. ^ 2023年3月開催『SPECIAL LIVE 2023 "KOBUKURO AND THE FAMILY TONE"』 と、2023年2月開催『flumpool Road to 15th anniversary Dream Live with コブクロ「FOR ROOTS〜天王寺ストリートメイド〜』のライブ映像。
  2. ^ メドレー内での歌唱。
  3. ^ 『ごぶごぶフェスティバル 2024』のライブ映像。
  4. ^ 『LIVE TOUR 2011 "あの太陽が、この世界を照らし続けるように。"』で収録された音源。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  この地球の続きをのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「この地球の続きを」の関連用語

この地球の続きをのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



この地球の続きをのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのこの地球の続きを (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS