美しき海賊団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:50 UTC 版)
「海賊 (ONE PIECE)」の記事における「美しき海賊団」の解説
通し番号1番。船員75名。海賊旗は帽子をかぶった馬の後ろで剣が交差したマーク。船は「眠れる森の白馬号」 で、船首は白馬を象っている。 キャベンディッシュ 声 - 石田彰 美しき海賊団船長。麦わら大船団1番船船長。元ブルジョア王国王子。異名は「白馬のキャベンディッシュ」「海賊貴公子」。懸賞金2億8000万ベリー→3億3000万ベリー。 「偉大なる航路」ブルジョア王国出身。26歳。誕生日は8月31日(やさい=8、31)。身長208cm。おとめ座。血液型XF型。好きな食べ物はバラ、ローズティー。嫌いな食べ物はラーメン。 金髪碧眼で貴族風の風貌をした絶世の美男子。白馬のファルルを連れている。女性人気は高く、手配書はブロマイドとして盗まれているという。目立ちたがり屋かつ自分の強さと美しさに絶対の自信を持つナルシスト。自分より目立つ存在を抹殺しようとする過激な面があるが、コリーダコロシアムのような戦いを見せ物にすることを良しとせず、レベッカを中傷した観客を一喝するなど独自の美学を持っている。また自分本位ではあるものの、ルフィにコロシアムのルールを教えるなど面倒見は良い。一人称は「僕」。ルフィとバルトロメオからは「キャベツ」、ロビンからは「キャベツ君」と呼ばれる。 剣術の天才と称される実力者で、本人は何の努力もせずに才能だけで現在の強さを得たと豪語している。武器は世界屈指の名刀「デュランダル」。夢遊病による二重人格者で、眠った時に凶悪な別人格「ハクバ」が顔を出す。ハクバが出たら人格を完全に乗っ取られるわけではなく、自身の意思で入れ替わったり、ある程度ハクバの力を制御することはできる。 かつてブルジョア王国の王子であった頃、自身のあまりの人気で国内の年頃の娘が誰一人結婚しない事件が起きてしまい、「人気ありすぎの罪」で74人の部下と5億ベリーを渡され国外追放になった(本人曰くドン底人生)。現在も一部の追っかけファンが、船の後ろについてきている。ハクバがロンメル王国で起こした事件がきっかけで海賊となるも、本人はその状況と人気を楽しんでいる。 3年前に新世界に進出し、2億を超えるルーキーとして世界を騒がせた。しかし、その1年後に起きた頂上戦争や頭角を現した「最悪の世代」の影響で、記者たちに見向きもされなくなった。そのため、「最悪の世代」であるルフィやローたちを逆恨みしており、いずれ全員抹殺しようと目論んでいる。 コリーダコロシアムの剣闘会出場者。参加した理由は、優勝賞品の「メラメラの実」を手に入れることで「最悪の世代」を抹殺するため。試合前にルフィが変装して出場していることを知り、同じくルフィを付け狙うチンジャオと交戦するが、その隙にルフィに逃げられる。出場したDブロックではハクバと入れ替わり他の出場者を圧倒したが、唯一攻撃を見切ったレベッカを倒しきれず、その後眠りについてしまったことで敗退した。試合後、他の出場者同様シュガーの能力でオモチャに変えられてしまったが、ウソップの活躍で元に戻る。その後、ウソップへの恩義としてルフィの抹殺を取り下げると共に、ドフラミンゴ討伐に加勢する。シュガーの人形によって愛馬ファルルが倒された落とし前をつけるべくルフィたちを先に行かせ、バルトロメオとの共闘でグラディウスと交戦する。途中でハクバが現れ、加勢しようとしたデリンジャーを一撃で倒す。さらに、ハクバがロビンに襲い掛かろうとしたが、ハクバと自身の人格を半々に抑えつつ、ハクバの速度を利用してロビンをひまわり畑に連れていき、眠りについた。眠りから覚めた後、戦いを最後まで見届けたいというローの想いを尊重し、共にルフィとドフラミンゴとの決戦を見届けた。ドレスローザからの脱出の際は、バルトロメオやサイらとの共同で海軍を妨害し、麦わらの一味を援護した。 表紙連載『押し掛け麦わら大船団物語』ではスレイマンに自分の過去を話し、追ってくる船が敵船ではないことを説明した。 技一覧 美剣 青い鳥(ブルーバード) デュランダルによる突き攻撃。全体重を掛けたチンジャオの頭突きを真正面から受け止める威力を持つ。 美剣 白鳥の湖(スワン・レイク) 逆さまの状態で回転しながら斬りつける。 美剣 斬・星屑王子(ザン・テグジュペリ) 石の壁をも切り出す威力の斬撃を繰り出す。作中では文字通り道を切り開くため前方を切り崩していた。 美剣 円卓(ラウンドテーブル) 相手を水平に切り裂く。 金の斧 銀の斧(プレシャスメタルアックス) デュランダルで攻撃を防ぐ。 ハクバ キャベンディッシュのもう一つの人格。 狂気に歪んだ表情をしている。人格は非情なる戦闘狂であり、見るもの全て見境無く切り刻む性格の持ち主。一人称は「オレ」で、作中ではセリフのひらがながカタカナで表記されている。ハクバの太刀筋は目にも止まらぬ速さで、元々剣術の天才であるキャベンディッシュの倍の強さであるという。 かつてロンメル王国で夜に人を斬る風「ロンメルのカマイタチ」と呼ばれる事件を起こし、派遣された海軍にも多数の被害を及ぼした張本人。先に罪を犯して海へ追われたのがハクバであり、キャベンディッシュはその後に海賊になった。 ファルル キャベンディッシュの愛馬。鞍には拡声器が取り付けられている。誕生日は8月29日(ベルばらの日)。好物はレバー。 スレイマン 声 - 成田剣 美しき海賊団戦闘員。「ディアス海戦」A級戦犯。異名は「首はねスレイマン」。懸賞金6700万ベリー。 「南の海」出身。40歳。誕生日は1月30日(A(1)級戦犯ス(3)レイ(0)マン)。身長240cm。みずがめ座。血液型S型。好物はヨーグルト。 顔を横断する傷がある男。羽飾りがついた毛皮の帽子をかぶり、褒章がついた黒い軍服を着ている。左目付近が隠れている。武器はサーベル。亡霊のように生気がない構えが特徴。首をはねることを得意とした剣技の使い手。 かつては「ディアス海戦の英雄」と呼ばれていたが、現在は戦犯として国を追われ、闇の世界を渡り歩く人斬りとなっている。本人は祖国を愛しており、国のために殺しを重ねたと語っている。 コリーダコロシアムの剣闘会出場者。Dブロックに出場しレベッカと交戦するが、ハクバとなったキャベンディッシュに倒された。「鳥カゴ」発動後はルフィのドフラミンゴ討伐に加勢したが、デリンジャーに一撃で倒された。ドレスローザの一件後、キャベンディッシュ率いる美しき海賊団に加わった。
※この「美しき海賊団」の解説は、「海賊 (ONE PIECE)」の解説の一部です。
「美しき海賊団」を含む「海賊 (ONE PIECE)」の記事については、「海賊 (ONE PIECE)」の概要を参照ください。
- 美しき海賊団のページへのリンク