美しき標的編(あらすじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:16 UTC 版)
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大杉は自身がきっかけとなって引き起こした苦い経験から、捜査一課の刑事を辞めて私立探偵として探偵事務所を開いていたが、探偵業が軌道に乗ることはなく、妻の恵子からも離婚届を突き付けられ、事務所で1人寂しく暮らしていた。ところがある日、大杉探偵事務所を2人連れの依頼人が訪れる。一度は追い返そうとする大杉だったが、話を聞くことにすると、1人は日本を代表する大物女優の白石百合で、もう1人は彼女の所属する芸能事務所の社長兼マネージャーの植田かなえだった。かなえによると、百合は殺害予告を受けており、実際にここ数日は不可解なトラブルが周囲で増えているという。そこでかなえは、大杉に百合のボディーガードを依頼し、大杉も百合の美貌と高額な成功報酬に惹かれ、快諾する。大杉は、表面上は百合の新しい付き人としてともに行動し、百合の現場へと赴く。依頼を受けてから最初の現場では、芸能界という慣れない世界に戸惑いながらも、百合の楽屋に忍び込んでいた熱狂的なファンを懲らしめることに成功するが、その直後にスタジオから爆発音が聞こえ、駆け付けてみると、百合の持つはずだった小道具が寸前で爆発したという。さらに、その現場からの帰りに大杉の車で移動していると、明らかに後をつけて来ている車があり、何とか振り切るものの、相手はプロだということが分かり、鳴宮の協力を得て犯人が奥井組の三屋だということも分かる。その後、百合に大きな仕事が舞い込み、その功績によって百合が映画祭にノミネートされ、その式典に出席することになるが、かなえや大杉は危険だとして百合を止める。それでも、こんなことで怯んではいられないと言う百合の女優魂に負けた大杉は、自分が絶対に百合を守り抜くと宣言し、やむなく式典への出席を承諾する。式典の当日、大杉は周囲を警戒していると、百合にライフルの銃口を向ける三屋を発見し、急いで百合のもとへと駆け付けるが、三屋の撃った弾はペイント弾で、大杉に当たる。これは三屋からの最終警告だと大杉はかなえに告げ注意を促すが、その直後、撮影の合間にトイレへ行った百合が行方不明になり、かなえも金を渡さないと百合を傷付けるという脅迫電話を三屋から受ける。大杉とかなえは百合の捜索へ出向き、何とか百合の監禁場所を突き止めるが、突入の機会が窺えない。そこで、大杉は鳴宮の協力を仰ぐことでなんとか事なきを得て、三屋も逮捕される。高額な成功報酬に目が眩みこの依頼を引き受けた大杉だったが、かなえの金銭状況を鑑みて成功報酬は受け取らず、元の生活へと戻ってゆく。
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美しき標的編(キャスト)
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白石 百合 演 - 飯島直子 日本を代表する大物女優。殺害予告を受け、事務所社長兼マネージャのかなえとともに大杉探偵事務所を訪れ、大杉にボディーガードの仕事を依頼する。 植田 かなえ 演 - 片桐はいり 百合の事務所社長兼マネージャーで、百合とともに大杉探偵事務所を訪れ、大杉に百合のボディーガードを依頼する。 竹中 聡美 演 - 水崎綾女 百合の付き人だが、演技の才能は突出している。 森井 演 - 小林勝也 表向きは「森井開発」代表だが、裏の顔は「森井組」組長。 末武 演 - 横田栄司 森井組組員。背中一面に刺青がある。鳴宮がサウナで詰問し逆襲する。 三谷 演 - 高橋努 百合を狙い脅迫している犯人。 ゾンビ男 演 - 松尾諭 百合の楽屋に侵入して、弁当につばを入れようとする男。 明星 美希 - 真木よう子
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