編成の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:38 UTC 版)
副都心線開業に伴う廃車・編成組成変更が開始される以前の編成表を右に示す。 ← 新木場 和光市 → 号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 車両番号 7101 7201 7301 7401 7501 7601 7701 7801 7901 7001 | | | | | | | | | | 7119 7219 7319 7419 7519 7619 7719 7819 7919 7019 7120 7220 7320 7420 7520 7620 7720 7820 7920 7020 7121 7221 7321 7421 7521 7621 7721 7821 7921 7021 | | | | | | | | | | 7126 7226 7326 7426 7526 7626 7726 7826 7926 7026 7127 7227 7327 7427 7527 7627 7727 7827 7927 7027 7128 7228 7328 7428 7528 7628 7728 7828 7928 7028 | | | | | | | | | | 7132 7232 7332 7432 7532 7632 7732 7832 7932 7032 7133 7233 7333 7433 7533 7633 7733 7833 7933 7033 7134 7234 7334 7434 7534 7634 7734 7834 7934 7034 □1次車(第01 - 19編成) 1974年(昭和49年)竣工。当初の池袋 - 銀座一丁目間開業用として新製。4社で製造。車体は千代田線の6000系第02 - 19編成とほぼ同じで、2段窓でドアの窓面積が小さく、室内貫通路がキノコ型になっている。 ■2次車(第20編成) 1980年(昭和55年)竣工。川崎重工業製。上記の1次車とほぼ同じ。新富町延伸時の増備編成。 ■3次車(第01 - 20編成の中間増備車および第21 - 26編成) 1983年(昭和58年)竣工。1・2次車を10両化するための中間車 (7200 - 7300 - 7400 - 7500 - 7600) と最初から10両の編成を新製した。客室側の窓を1段下降式に変更し、冷房準備工事を行って登場した。貫通扉をすべての連結面に設置する(第01 - 20編成の1・2次車に隣接する連結面は広幅貫通路)。日本車輌製造製が多いが4社で製造。全車が3次車で構成する第21 - 26編成は車内放送スピーカーの音質が悪い。営団成増(現・地下鉄成増)延伸時の増備編成。3次車までは落成時に東武東上線直通用のATSや列車無線などは搭載されておらず、行先方向幕は乗り入れ非対応の、直通予定路線内の駅名の印字が施されていないタイプであった(東武・西武直通用機器の一部取り付けなどの準備工事のみ施工)。 ■4次車(第27編成) 1987年(昭和62年)竣工。室内の配色が変更されている。日車製。和光市延伸時の増備編成。以降、新製時から東武東上線直通機器を搭載している。 ■5次車(第28 - 32編成) 1988年(昭和63年)竣工。新製時より冷房装置を搭載。このうち第28編成が営団初の新造冷房車。4社で製造。同編成のみ他の編成と比べて前面の車両番号表記位置がやや下にある。新木場延伸時の増備編成。 ■6次車(第33・34編成) 1989年(平成元年)竣工。前面方向幕へのローマ字表記の追加や新製時より自動放送装置と車内案内表示器・ドアチャイム、さらに車外案内用スピーカーを搭載する。これは翌1990年に落成した6000系第35編成や8000系第10編成も同様である。また、7100形のパンタグラフは新製時から省略されたほか、冷房効果を高めるため3次車以降で各車2基搭載していた屋上換気扇を廃止した。側扉窓は外部からの支持に変更され、室内側は平滑化された。このうち7034号車はバケットシートの試験車として落成した。輸送力増強用。東急車輛製造製。 1次車のうち制御装置の更新を施工していない第08・11・17編成と制御装置が3レベルのVVVFインバータ制御で残る第06・07・12・14編成ならびに3次車のうち編成単位で落成した第21 - 26編成は副都心線対応更新工事対象外となり、廃車となった(後述)。 また、副都心線開業直前の時点で改造予定車および廃車予定の車両は、同線に入線しないことから2008年(平成20年)6月より先頭車前面と中間車側面の3・8号車にYマークを貼り付けして区別していた。 副都心線が開業した時点までは7100形が1号車だったが、後に7000形を1号車に号車変更(この場合、新木場・渋谷駅寄りの7100形が10号車になる)され、ホームドアに掲出されている号車案内も変更された。この号車案内変更は、東急東横線渋谷方面を1号車に統一するためである。 副都心線対応工事前の第01編成(1+3次車)(2006年9月30日 新木場検車区) 1次車の側面(2006年) 3次車の第26編成(2006年8月10日 新木場駅 - 辰巳駅間) 5次車の第29編成(8両編成化前)(2007年11月10日) 車両番号位置の異なる第28編成(8両編成化前)(2005年6月12日 新木場駅 - 辰巳駅間)
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