編成の増強、さらに相模鉄道とも相互乗り入れへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:06 UTC 版)
「都営地下鉄三田線」の記事における「編成の増強、さらに相模鉄道とも相互乗り入れへ」の解説
東急目黒線は、2022年度に開業予定の東急新横浜線・相鉄新横浜線を経由して相模鉄道本線・いずみ野線への直通運転が計画されている。後述するように乗り入れ対応の車両である6500形の導入計画を有している。また、東急目黒線の武蔵小杉駅の乗降客数の著しい増加と、新規に乗り入れる予定の相鉄に合わせて、この乗り入れ開始時までに三田線の8両編成化が計画されており、地上設備についても8両編成対応に順次改修を予定している。 6300形3次車については、相鉄直通対応工事を実施する予定との報道が2018年にあったが、が、その後2022年にコスト高などを理由に消極的と報道がされている。 相鉄側では21000系が東急目黒線・三田線・南北線(埼玉高速鉄道線などへの対応の実施は未定)対応として製造されている。東急側でも3020系を新造しており、また東急目黒線所属の既存車両(3000系と5080系)も順次8両編成化して相鉄直通対応を実施している。また、都交通局の車両においても8両編成の新型車両6500形を13本導入する計画となっている。 三田線については東急新横浜線側への乗り入れを先行して調整している段階であり、その調整の終了後に相鉄・東急・東京都交通局の3者間で乗り入れ協議を開始することになっている。相鉄 - 東急 - 都営地下鉄の3者直通列車運転も計画中であるが、詳細については未定である。 これに先立ち、都交通局では相鉄との相互乗り入れの準備として、「ダイヤ作成支援システム三田線 相鉄線乗入れ改修委託」を日立製作所と随意契約の上で見積をしていることが2020年12月に明らかとなった。また、2021年には相鉄21000系第1編成が、まずは東急に貸し出されて各種試験を実施し、元住吉検車区や東急目黒線への入線試験を実施した後に、東京都交通局に又貸しの形で都営地下鉄三田線にも入線試験を実施した。三田線入線試験実施期間中は志村車両検修場に留置していた。
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