6300系
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6300系、6300形
- 国鉄6300形蒸気機関車→国鉄6200形蒸気機関車
- 国鉄デハ6300形電車
- 東武6300系電車(国鉄63系電車)→東武7300系電車
- 東京都交通局6300形電車
- 近鉄6301形電車→関西急行電鉄1型電車
- 阪急6300系電車
- 南海6300系電車→南海6100系電車
6300形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 11:44 UTC 版)
「国鉄6200形蒸気機関車」の記事における「6300形」の解説
6300形は、D9形の増備として1908年(明治41年)にアメリカン・ロコモティブ(アルコ)社のクック工場で24両(製造番号44338 - 44361)が製造されたものである。形態・性能は、ほぼ完全にニールソン社・ダブス社製のものと同一で、アメリカ製でありながら、アメリカでのオリジナル設計機(ex.7100形)に見られるような形態上の特徴はほとんど見られない。わずか釣合い梁式の先台車やテンダー台車(片ボギーの3軸式)、装飾のない簡素なスプラッシャー、煙室前面周囲に露出したリベットにアメリカ製らしさが見られるのみである。また、全機がドラモンド水管を装備している。 鉄道作業局では、D9形 (1300 - 1323) と称し、1909年に制定された鉄道院の車両形式称号規程では、6300形 (6300 - 6323) に改められた。 この頃は、神戸鉄道局管内で全機が使用されていたが、1923年3月には6両が東京鉄道局管内に転属しており、配置区は品川、梅小路、姫路、岡山、浜田であった。 本形式は、1927年から1928年にかけて19両がタンク式に改造され、1150形(2代)となった。未改造の5両 (6300, 6318 - 6321) は、そのまま同時期に廃車された。アメリカ製の本形式は、出来が今ひとつであったようで、同じアメリカ製の2500形(B6系)でも同様の批判があった。
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