6300系への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 05:38 UTC 版)
「南海6100系電車」の記事における「6300系への改造」の解説
1996年から更新工事を施工することになった。パイオニア台車は高速域における乗り心地が悪く、加えてS型ミンデン台車を装着する系列との併結も不可能で、車両運用の自由度が大きく阻害される要因となっていた。6100系のうち、パイオニア台車からS型ミンデン台車への交換と車体更新を同時施工した車両がこの6300系である。 車体は主に、床や化粧板、座席の更新や、老朽化した電装品の更新を行っている。一時期、1000系に準じた車内改装構想も浮上したが、実現していない。なお、2007年に更新された6313Fより、台車にセラミック噴射装置が設置された。2017年1月からは、座席モケットを8300系に準じたものに換装された編成が登場した。 1996年から2001年にかけて54両が、2006年から2009年にかけて22両が、それぞれ6300系へ改造された。 6300系 車内 座席モケット変更編成の車内
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