タキ9100形
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「国鉄タキ6300形貨車」の記事における「タキ9100形」の解説
タキ9100形は1961年(昭和36年)11月13日に1両(コタキ9100)が造機車輌にて製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 所有者は日本化学工業でありその常備駅は、福島県の郡山駅であった。 荷役方式は、タンク上部の液入管からの上入れ、吐出管による下出し方式である。 車体色は銀色(ステンレス鋼地色)であったがその後黒色に塗装された。寸法関係は全長は9,800mm、全幅は2,350mm、全高は3,880mm、台車中心間距離は5,700mm、実容積は21.0m3、自重は14.7t、換算両数は積車4.5、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであったがその後TR41Dに改造された。 1986年(昭和61年)4月30日に廃車となり同時に形式消滅となった。
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