タキ9350形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 02:15 UTC 版)
「国鉄タム4900形貨車」の記事における「タキ9350形」の解説
1964年(昭和39年)11月13日にタキ400形より2両(タキ415, タキ416)の専用種別が亜硫酸パルプ廃液に変更され形式名は新形式であるタキ9350形とされた。種車である「タキ415, タキ416」は1949年(昭和24年)11月28日にチキ1500形、チキ3000形より改造された戦災復旧車であった。 所有者は、興国人絹パルプ(社名はその後「興人」へ変更)でありその常備駅は富山港線の奥田駅であった。 車体色は黒色、寸法関係は全長は13,600mm、台車中心間距離は7,270mm、実容積は22.5m3、自重は18.4t - 19.7t、換算両数は積車4.5、空車2.0であり、台車はベッテンドルフ式のTR24であった。 1975年(昭和50年)5月15日に2両一緒に廃車となり、同時に形式消滅となった。タキ9350形としての在籍期間は約11年であったが、製造から起算すると車齢は約40年であった。
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