タキ9300形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 02:15 UTC 版)
「国鉄タム4900形貨車」の記事における「タキ9300形」の解説
タキ9300形は1962年(昭和37年)3月14日に2両(コタキ9300, コタキ9301)が富士重工業にて製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 落成時の所有者は、三井金属鉱業であったが1971年(昭和46年)12月17日に山陽パルプ(のちに「山陽国策パルプ」へ社名変更)へ名義変更された。 車体色は黒色、寸法関係は全長は10,300mm、全幅は2,550mm、全高は3,612mm、台車中心間距離は7,200mm、実容積は23.5m3、自重は15.7t、換算両数は積車4.5、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には車籍がJR貨物に継承されたが、1988年(昭和63年)5月に2両一緒に廃車となり同時に形式消滅となった。
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