東武7300系電車とは? わかりやすく解説

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東武7300系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 20:27 UTC 版)

東武7300系電車(とうぶ7300けいでんしゃ)は、第二次世界大戦直後の混乱期に運輸省が各私鉄に割り当てた、国鉄63系電車同型車の東武鉄道における形式である。なお、国鉄63系電車割り当ての経緯については、該当項目を参照のこと。


注釈

  1. ^ a b 端子電圧750V時定格出力142kW/870rpm(全界磁).
  2. ^ 他社の割り当て数は一社当たり20両であった。
  3. ^ 当時の整備水準も関係すると考えられるが、浅草駅入口の急カーブで、密着連結器にねじる方向の力がかかり空気管の漏れを誘発、ブレーキが掛かる不具合が発生したという。対策として、密着連結器を自動連結器へ交換、ブレーキホースは別途渡される形へ改められた。 『鉄道ピクトリアル2019年5月号・私鉄の63形電車』電気車研究会
  4. ^ 大柄な車体が東枇杷島駅 - 枇杷島橋駅(現・枇杷島分岐点)間の急曲線に対応できなかった。
  5. ^ 実際には1949年(昭和23年)に施行された大改番以前は5桁の国鉄番号のまま使用されていた。国鉄番号を持たないクハ2両についてはクハ7800・7801という番号が与えられていた。
  6. ^ モハ63046は東武に入線して僅か5ヶ月で溶接不良による台枠折損事故を起こし、メーカーに返却(その後修復され国鉄に納入後、西武鉄道に譲渡)されている。また、モハ6317は台枠に歪みが生じ、クハ314と電装品と車番を振り替えて制御車(クハ)化し、台枠サイドフレームに補強を入れて応急処置を施していた。これらは、本系列が製造された時代背景を物語る事例である。
  7. ^ その後モハ7301 - クハ301は1963年(昭和38年)に除籍されるまで実態のないまま在籍していた。
  8. ^ モハ7329 - クハ329のみ7820形グループ等と同一の湘南型押込ベンチレーターを装備していた。
  9. ^ 文献には「第20編成目以降」との記載が見られるが、本系列は18編成しか存在しないため、「第19編成目以降」が正しい。
  10. ^ 日立製作所製HS-269、もしくは東洋電機製造製TDK-544。端子電圧750V時定格出力142kW/1250rpm(全界磁)
  11. ^ 7310編成は1983年(昭和58年)12月に中間車2両が廃車され、最晩年は2両編成化されていた。
  12. ^ 最末期は平日朝方に東武伊勢崎線東武動物公園 - 加須間に運転されていた臨時の通学列車各駅停車運用に就くのみであった。

出典

  1. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション 27 東武鉄道1970-80』、電気車研究会、2014年3月、130頁。
  2. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション 27 東武鉄道1970-80』、電気車研究会、2014年3月、4頁。


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