東武3200系・5400系電車とは? わかりやすく解説

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東武3200系・5400系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/29 08:23 UTC 版)

東武3200系・5400系電車(とうぶ3200けい・5400けいでんしゃ)は、東武鉄道において1951年昭和26年)に施行された大改番に際して、「32xx形」「54xx形」の形式名を付与された電動車各形式の総称。32系・54系とも称され、本項でも「32系」・「54系」と称す。


注釈

  1. ^ このような付番基準は戦前の南海電気鉄道でも採用されており、車両番号体系が複雑さを極めていたという状況も同様であった。
  2. ^ ただし、付随車についてはこの基準の適用対象外であった。
  3. ^ 基準制定後に新製・改造された車両であっても、5310系・5700系7820系・7870系(一部、もしくは全車が東洋製ES型制御器を搭載)のように本基準から逸脱した形式称号が与えられたものが存在するなど、徹底されていたものではない。また、本基準が主電動機及び制御器の種類に依拠しているため、それらの改造・交換は即改番を誘発するなど、扱いが煩雑になることも問題であった。1950年代末期頃には、7870系・7890系(70・90番台は本来旅客車用の番号ではない)といった、大量増備による番号の行き詰まりに起因する基準逸脱が見られるように、基準そのものが車両の増加に対応し切れなくなりつつあった。その後1961年(昭和36年)新製の2000系及び1963年(昭和38年)新製の8000系からは全く異なる付番基準による形式称号・車両番号体系が採用され、本基準は有名無実化した。
  4. ^ 一方で53系(モハ5310形およびモハ5320形・5800形)は本系列とは併結できず、常に53系同士(ただし、53系と5700系との併結は可能であった)で編成を組んでいた。この制約は更新後も変わらず、3000系・3050系は併結可能であったが、53系更新車である5000系(初代・後の3070系)はそれらとの併結は不可能であった。

出典

  1. ^ 私鉄車両めぐり91「東武鉄道」[要文献特定詳細情報]


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