東武200形電車 (軌道)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 10:02 UTC 版)
東武200形電車(とうぶ200がたでんしゃ)は、かつて東武鉄道に在籍していた路面電車車両。1954年(昭和29年)に日光軌道線向けに新製された連接車である。
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- ^ 本形式は1編成1両の扱いを受け、編成前後の車体が同一の車番を称していた。
- ^ 正面窓が左側(車掌台側)の二段上昇窓を含めてHゴム支持とされ、窓上隅にRが付けられているため印象は若干異なる。
- ^ もっとも自重は15tから26tと約73%増加している。
- ^ 逆側はd13D3・1D5D1。
- ^ 端子電圧300V時1時間定格出力45kW/900rpm。
- ^ 87Aから166Aに増大した。
- ^ 運転台の主幹制御器はES-59A。
- ^ 電気制動動作時の発生電圧を引き落とすための対策と見られる。
- ^ 東武鉄道での形式称号は100形用のT-52に対し、T-53-M(電動台車)とT-53-A(中間連接台車)を呼称した。
- ^ 両端台車には主電動機が2個内掛で搭載されているため、また中間連接台車は保守管理の都合上、100形のようにブレーキシリンダーを台車枠内側に収めることができなかったためである。なお、100形は1台車あたり主電動機1基搭載で、付随車軸側に空きスペースがあり、ここにブレーキシリンダーを装架している。
- ^ 現役当時とは前照灯・標識灯の塗り分けが若干異なっている。また、以前は正面左側開閉窓の窓枠が側面窓枠と同じく朱色に塗られていたが、こちらは2007年頃に現役当時と同じ淡緑に塗り直された。
- 1 東武200形電車 (軌道)とは
- 2 東武200形電車 (軌道)の概要
- 3 脚注
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