東武デハ1形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 06:35 UTC 版)
東武デハ1形電車(とうぶデハ1がたでんしゃ)は、かつて東武鉄道に在籍した電車。1924年(大正13年)に新製された東武初の電車であり、製造年から大正13年系とも称される。
注釈
- ^ a b 端子電圧750V時定格出力74.6kW/985rpm. なお、竣工当初は60kW級主電動機を搭載していたとの説もある。
- ^ 緩衝器の撤去跡はそのまま残り、現存するデハ5でも確認することが可能である。
- ^ 同時にクハ212についてもクハ210, 211同様、運転設備の撤去が施行されている。
- ^ 同時期にパンタグラフを1基撤去している。
- ^ 入換車転用時期については1961年(昭和36年)とする説もある。
- ^ 入換車として牽引力が必要となったため、事故復旧用機材は死重としての役割も担っていた。事故復旧用機材が本線上で使用されたのは、1969年に発生した館林事故の際が唯一であった[1]。本形式は保安装置(東武形ATS)を廃車まで搭載しなかったため、緊急時の出動に際しては他車との併結が必須であった。
- ^ 同車の保存に際して後継の入換用車として導入されたのが元上毛電気鉄道デハ161である。
- ^ ただし、簡易鋼体化の際張り付けられた鋼板はそのままとされた。
出典
- 1 東武デハ1形電車とは
- 2 東武デハ1形電車の概要
- 3 概要
- 4 モハ1101(デハ5)の動向
- 5 脚注
- 東武デハ1形電車のページへのリンク