大改番による形式再編以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 05:14 UTC 版)
「東武デハ1形電車」の記事における「大改番による形式再編以降」の解説
1951年(昭和26年)に施行された大改番によって、大正13年系はデハ1形がモハ1100形、クハ1形がクハ210形にそれぞれ改称・改番された。 デハ1 → モハ1100 デハ5 → モハ1101 クハ1 → クハ210 クハ2 → クハ211 ただし、クハ2両は大改番前年の1950年(昭和25年)に運転設備を撤去の上で熊谷線へ転属し、蒸機牽引列車の客車として運用されていた。また、モハ1100は大改番施行以前より制御車代用として運用されており、片運転台化の実施および越生線への転属を経た後、1951年(昭和26年)にクハ212と改称・改番されて正式に制御車となった。 その後、1954年(昭和29年)にキハ2000形が導入され、熊谷線の動力近代化が成ったことを機に、クハ210, 211は矢板線に転属し、同時にクハ212も矢板線へ転属した後、1955年(昭和30年)に3両揃って正式に客車化され、コハフ10形11 - 13と改称・改番された。 クハ210 - 212 → コハフ11 - 13 これら3両は1959年(昭和34年)6月の矢板線廃止まで運用された後、同年8月10日付で全車廃車となった。
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