大改番による形式再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/27 01:03 UTC 版)
「東武デハ2形電車」の記事における「大改番による形式再編」の解説
前述供出対象とならず東武に残存した5両は、1951年(昭和26年)に施行された大改番によって、モハ1110形・モハ1400形・クハ420形の各形式に区分された。 大改番実施に伴う改番対照旧番 改番後 デハ8 デハ1110 デハ101 クハ420 デハ102 モハ1400 デハ103 モハ1401 デハ104 クハ421 デハ2形として唯一残存したデハ8はモハ1110形1110と改称・改番された。大改番実施当時の東武における旅客用車両のHL制御車はモハ1110と大正13年系モハ1100形1100・1101の計3両を数えるのみであり、いずれも旅客運用には用いられていなかった。モハ1110はデハ8当時に館林電車区(現・南栗橋車両管区館林出張所)の構内入換車へ転用されたのを皮切りに、浅草工場・西新井電車区(現・東京地下鉄千住検車区竹ノ塚分室)を転々とし、1949年(昭和24年)以降は西新井工場の構内入換車に専従した。 デハ101形中、戦災を免れたデハ102・103はモハ1400形1400・1401と改称・改番された。また、主要機器の仕様が同一であった昭和2 - 4年系デハ105形105 - 108も大改番に際してモハ1402 - 1405として同一形式に統合された。 前述戦災復旧車両であるデハ101・104については大改番に際して正式に制御車形式に改められ、クハ420形420・421と改称・改番された。また、昭和2 - 4年系の戦災復旧車両クハユ1形3も大改番に際してクハ422として同一形式に統合された。
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