モハ1101の動向とは? わかりやすく解説

モハ1101(デハ5)の動向

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 05:14 UTC 版)

東武デハ1形電車」の記事における「モハ1101(デハ5)の動向」の解説

形式唯一電車として残存しモハ1101であるが、戦後鬼怒川線電機代用として貨物列車牽引用いられた後、野田線転属して配給車代用として運用され、さらに1956年昭和31年1月より西新井工場入換車に転用された。その際外板老朽化著しかったことから、車体外板鋼板張り付けて簡易鋼体化が施工されている。また、1964年昭和39年8月には車内座席撤去し事故復旧機材搭載している。入換車として転用されて以降車体塗装当時一般車同様に変更され茶色一色ベージュ地に裾部と窓周りオレンジツートンカラー経て最終的にはセイジクリーム一色塗りとされていた。 こうして、外板鋼板打ち付けた以外は大きな改造を受けることなく車体基礎構造および外装と主要機器について原形保ったまま、約25年余にわたって入換用途に専従した同車であったが、東武初の電車であるという貴重性評価され東武鉄道創立80周年記念事業として開園した東武動物公園にて展示保存されることとなって1981年昭和56年)に除籍され57年及んだ車歴終えた保存に際して車番を大改番以前デハ5とし、外観整備のほか、入換時代撤去され車内設備復元が行われ、往時の姿が再現されている。 その後東武鉄道創立90周年記念事業として1989年平成元年5月東武博物館開館したことに伴い同車も同博物館移設され、現在に至っている。

※この「モハ1101(デハ5)の動向」の解説は、「東武デハ1形電車」の解説の一部です。
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