モハ1101形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/17 21:55 UTC 版)
「京福電気鉄道ホデハ1001形電車」の記事における「モハ1101形」の解説
上記のモハ1001・モハ1002の部品と、ジェットカーの愛称で呼ばれていた阪神5101形(5108・5109)の車体を組み合わせて製造された形式。名義上は1981年製の新造車両扱いであった。元の車両は片側3扉であったが導入に先駆け武庫川車両工業で中央扉が塞がれ窓が設置されている。導入当時の京福電気鉄道福井支社の路線は単行運転(1両編成)が主体となっており、両運転台の阪神5101形は最適であったとされる。 1988年にワンマン改造を受けた後、1998年には直流1,500Vへの昇圧に伴い廃車となった豊橋鉄道1900系電車の台車や冷房装置を用いた新性能化(カルダン駆動方式化)および冷房化が実施された。以降も福井鉄道部の主力として活躍したが、モハ1101は2000年12月17日に発生した京福電気鉄道越前本線列車衝突事故によって大破し、後述のえちぜん鉄道へ受け継がれる事なく廃車された。
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