ホデハ1001形(モハ1001形)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/17 21:55 UTC 版)
「京福電気鉄道ホデハ1001形電車」の記事における「ホデハ1001形(モハ1001形)」の解説
1948年6月28日に発生した福井地震によって生じた車両不足を補うために製造された、京福電気鉄道の自社発注車。私鉄郊外電車設計要項に基づき製造された名古屋鉄道3800系電車に類似した車体だが、3800系と異なり車体の両端に運転台を有していた。全長17,800mmの車体は導入当時の京福電気鉄道では最も大型だった他、自動扉やリベットレス車体など製造当時の最新技術が多数導入された。前面には貫通扉を有していたが幌は設置されておらず、営業運転時も車両間の行き来に用いられる事はなかった。 1949年7月に3両(ホデハ1001-ホデハ1003)が製造され、形式名がモハ1001形(モハ1001-1003)に変更されて以降も主力として活躍していたが、老朽化が進んだ事で1980年1月8日にモハ1003が廃車された。残る2両についてもモハ1002が翌1981年に事故により破損し、同年にモハ1001と共に廃車。台車、主電動機、主制御器、連結器はモハ1101形へ継承された。
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