東武モハ5300形電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 東武鉄道の電車 > 東武モハ5300形電車の意味・解説 

東武モハ5300形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 02:42 UTC 版)

東武モハ5300形電車(とうぶモハ5300がたでんしゃ)は、かつて東武鉄道に在籍した通勤形電車。戦後の混乱期に運輸省が制定した「私鉄郊外電車設計要項」に基いて新製された運輸省規格形車両である。


注釈

  1. ^ 同要項に基いて新製された車両群を総称して「運輸省規格形」と称する。
  2. ^ 本形式導入の前年には、20m4扉車体を持つ通勤形車両である国鉄63系割り当て車(東武6300系)が入線している。
  3. ^ 入籍直前に改番が実施されたことから、書類上は当初よりモハ5300形・クハ330形として新製・竣功したという扱いが取られている。
  4. ^ また、同10両については運輸省規格形として新製割り当てを受けて製造されたものではないことから、運輸省規格形車両の範疇には含めないとする資料(『鉄道ピクトリアル 第570(1993年1月)号』 p.89)も存在する。
  5. ^ a b c 木造中型客車のサハ化改造車
  6. ^ a b 木造雑形客車のサハ化改造車
  7. ^ 昭和2 - 4年系前期合造車型
  8. ^ a b 昭和2 - 4年系後期普通車型
  9. ^ a b 昭和2 - 4年系前期普通車型
  10. ^ これらUF12台枠は国鉄における戦災被災車両からの発生品であることから、本形式を広義の戦災復旧車両であるとする資料(『鉄道ピクトリアル 第171(1965年6月)号』 p.35)も存在する。
  11. ^ 鉄道省工作局車輛課 編『車輌形式図 客車下巻 大正14年版』掲載図面より。
  12. ^ 東武における従来の駅ホーム高は920mmもしくは760mmに設定されていた。一方6300系の床面高は1,200mmであり、ホーム高760mmの駅が存在する区間への運用に充当することは困難であることから、東武においては同系列入線を機会に全駅のホーム高を国鉄における大都市電車区間に存在する駅と同一の1,100mmにかさ上げする改良工事を順次施工した。同工事は1950年代中盤に完了し、以降従来車に設置されていた客用扉ステップについても順次撤去された。
  13. ^ TDK-528系主電動機における528/5-F以降の機種は、一部の例外を除いていずれも定格出力112.5kW(端子電圧750V時)を公称するが、東武においては定格出力110kW(同)の主電動機として取り扱われた。
  14. ^ 換装対象となったモハ5440形は計5両であり、本形式の改造数と一致しない。不足分の手当てについては不明である。
  15. ^ a b 豊電業US-531・東洋電機製造ES-530ともE.E.社の国内ライセンス製品であり、基本仕様は同一であった。
  16. ^ 当時モハ3200形の空番は3206 - 3209の4両分しかなく、3210はモハ3210形のトップナンバーとして既に使用されていたことによる。

出典



「東武モハ5300形電車」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東武モハ5300形電車」の関連用語

東武モハ5300形電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東武モハ5300形電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東武モハ5300形電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS