1150形
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「国鉄6200形蒸気機関車」の記事における「1150形」の解説
1150形(2代。1150 - 1168)は、6300形を支線の小運転や入換に適するよう、従軸を1軸追加して、側水槽および炭庫・背水槽を増設し、4-4-2 (2B1) 型タンク機関車に改造したものである。19両が1927年から1928年までに浜松工場および鷹取工場で改造された。側水槽は左右ともに四角形のトランク型で、側水槽の直前からランボード位置をわずかに高くして、そのまま運転室の床まで通している。また、改造年および施行工場、新旧番号の対照は、次のとおりである。 1927年改造(3両)浜松工場 6306, 6307, 6309 → 1150 - 1152 1928年改造(16両)浜松工場 6302, 6304, 6311, 6312, 6316, 6323, 6322, 6315, 6314 → 1153, 1154, 1162 - 1168 鷹取工場 6303, 6305, 6308, 6310, 6317, 6313, 6301 → 1155 - 1161 改造落成後は、主に名古屋鉄道局管内に配置されたが、1933年6月末現在では、3両が東京鉄道局(水戸)、11両が名古屋鉄道局(高岡、名古屋)、4両が大阪鉄道局(糸崎)、1両が仙台鉄道局(弘前)に配属されていた。1945年3月末現在では9両であったが、1952年までに全車が廃車された。 民間へは3両が払下げられており、その状況は次のとおりである。 1159(1941年) → 羽幌炭礦鉄道 1159 1160(1941年) → 三井鉱山三池鉱業所 1151(1942年3月) → 三岐鉄道 1151 三岐鉄道の1151は三岐線全線電化に先立つ1952年12月、羽幌炭礦鉄道の1159は1954年3月25日付けで廃車、解体された。
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1150形 (1159)
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「羽幌炭礦鉄道」の記事における「1150形 (1159)」の解説
鉄道省1150形1159の払下げを受けたもので、1908年(明治41年)米国アメリカン・ロコモティブ製の4-4-2 (2B1) 形タンク機関車。設計認可は1941年(昭和16年)11月26日。1952年(昭和27年)廃車。
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