柴木山部屋
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柴木山 明雄(しばきやま あきお) 声 - 郷田ほづみ 柴木山部屋の親方。身長172cm(公称)、体重145kg(現役時)。49歳。普段の一人称は「僕」だが、時折り「俺」と言うこともある。 四股名は薫山 明雄(かおるやま あきお)。本名は佐山 薫(さやま かおる)。最高位は西関脇。 大相撲力士としては恵まれた体格でなかったが、小兵ながら真っ向勝負に拘り続け、その苛烈でうるさい攻めから「爆竹」の異名をとった。たゆまぬ努力で徐々に頭角を現し、晩節には全盛期の大和国に土を付け、自身の相撲人生最大の金星としている。引退後は柴木山親方として角界でも一、二を争う猛稽古と評判の指導を行うが、彼自身の現役時代の稽古や親方となった頃の指導に比べればこれでもまだ温い方だという。 角界の将来を背負って立つ男という桐仁の触れ込みを真に受け、火ノ丸の一日体験入門を受け入れる。想定外の背の低さに最初は落胆するも、彼の実力と熱意を目の当たりにすると新弟子同等の申し合いの稽古をつける。小兵の身で真っ向勝負を取り続ける火ノ丸の姿に若い頃の自分を重ね、新弟子の寺原すらさせてもらっていない自身との稽古を付けてやるなど、彼をいたく気に入り、高校生横綱になって幕下付出の権利を得た場合は必ず自分の部屋に入るように激励する。また大太刀高校の火ノ丸以外の部員とも親しくしており、三ツ橋に自ら胸を出したり、選手復帰をするか悩んでいた桐仁に現役を引退しているが、全力で相手をし自身を倒した桐人の才能を高く評価していた。 顔は怖くやくざ風の外見で、事ある毎に檄を飛ばす迫力は現役時代から衰えず、稽古中は厳しく指導を行うが、稽古以外では至って面倒見の良い性格で、部屋の力士たちとの関係も良好。見学に来た咲も雰囲気のいい部屋と好感触を示す。1度、鬼丸のために見合いの話を持ちかけたことがあったが、鬼丸に婚約者(レナ)がいると知った時には、非常に恥ずかしがっていた。 WJ読切版では大太刀高校の校長で、火ノ丸からは以前から面識があるため「ちゃん」付けて呼ばれていた。大相撲編 53歳。かつては(自分も現役時代は暴力的な指導を受けてきたため)殴って言うことを聞かせるような荒っぽい指導をしていたが、それは自身の指導者としての未熟さ故だったと火ノ丸に打ち明ける。今では稽古は厳しいながらも教え子に手を上げることはせず、「力士」たるもの「力」の扱いには気を付けねばならないと説く。 冴ノ山 紀洋(さえのやま のりひろ) 声 - 新垣樽助 柴木山部屋の部屋頭(その部屋での最高位の力士)。本名長谷川紀洋。身長191cm、体重149kg。23歳。一人称は「私」。趣味と特技はビリヤードと野球。 番付は幕内西前頭9枚目(最高位は西前頭筆頭)。柴木山親方からは「紀ちゃん」と呼ばれる。ポーカーフェイスが特徴的で、親方は勿論、格下の力士に対しても敬語口調で話す。基本的には穏やかでマイペースな性格だが相撲に対する姿勢は真摯で、柴木山親方の遺志を継ぎ彼が果たせなかった「横綱」志す。時には厳格かつ情け容赦ない面を見せる。 最初は火ノ丸に興味を示すも自分の糧にはなり得ないと判断し興味を失う。しかし、稽古の中で彼の頂点を志す意思が浮ついたものではないことを知ると再び興味を示し、明日からも稽古場に来るようにと進言する。大相撲編 引き続き柴木山部屋の部屋頭。27歳。名古屋場所時点で西関脇。 国宝ら新世代力士の台頭、未だ関脇止まりの自身の番付など多くの重圧を抱えつつも腐ることなく努力を重ね、九月場所では刃皇に初めて勝利を飾った。九月場所を13勝2敗で終え、火ノ丸との初めて公式の場で優勝決定戦をし、火ノ丸を追い詰めるも、敗北し火ノ丸に優勝を託した。エピローグで九月場所では大関昇進は達成できなかったが、理事会から大関昇進の条件として来場所で10勝以上の成績を上げる用言われ、半年後には大関に昇進している。 寺原 拓哉(てらはら たくや) 声 - 柿原徹也 柴木山部屋に高校を卒業して入門したばかりの新弟子力士。身長185cm、体重135kg。19歳。 柴木山親方からは「寺ちゃん」と呼ばれる。関東の新人戦ではベスト3に入ったほどの実力者で、柴木山部屋での火ノ丸の最初の稽古相手となるが、彼には全く歯が立たない。自分より圧倒的に強いにもかかわらず小柄というだけでプロ力士への道が閉ざされている火ノ丸の素質を惜しみ、親身に接する。大相撲編 東三段目34枚目。23歳。高校相撲編で登場した時よりも極端に太っており、親方からは減量を指示される。バトとは犬猿の仲。
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鬼丸 国綱(おにまる くにつな) 詳細は「#潮火ノ丸」を参照 冴ノ山 紀洋(さえのやま のりひろ) 詳細は「#冴ノ山紀洋」を参照 白狼 昇(はくろう しょう) 詳細は「#バトムンフ・バトバヤル」を参照 薫丸 弘樹(かおるまる ひろき) 番付は東幕下2枚目から十両。27歳。部屋の中では「丸さん」と呼ばれる。 同期の冴ノ山とは仲が良いが、順調に出世した彼とは対照的に才能に恵まれなかった苦労人。親方からの引退勧告も経験しつつも、冴ノ山の付き人下積み生活を耐えつつ、入門から12年で十両昇進を決めた。しかし、十両として初の土俵となる予定だった秋場所直前の合同合宿稽古で蜻蛉切から睨まれ、膝に致命的重傷を負わされる。巡業も休業し、力士生命も危ぶまれるが、火ノ丸と蜻蛉切の取り組みを見て再起を決意し、手術が成功後は蟹江の下でリハビリに励んでいる。 疾風山 武士(はやてやま たけし) 番付は東幕下21枚目(九月場所時点)。25歳。 寺原 拓哉(てらはら たくや) 詳細は「#寺原拓哉」を参照 薫若 太一(かおるわか たいち) 番付は東三段目89枚目(九月場所時点)。23歳。 なかなか成果が出ず、親には諦めて帰って来いと言われる。 大河内 学(おおこうち まなぶ) 詳細は「#大河内学」を参照 星野 光(ほしの ひかる) 新弟子力士。時点の番付は西序ノ口14枚目。元は火ノ丸たちのインターハイでの活躍に感銘を受けてダチ高相撲部への入部を希望していたが、火ノ丸を慕って中卒で柴木山部屋に入門し、彼の付人となる。 柴木山 明雄(しばきやま あきお) 詳細は「#柴木山明雄」を参照
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