春馬とそのチームメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 09:30 UTC 版)
「モンスターストライク (アニメ)」の記事における「春馬とそのチームメンバー」の解説
春馬以外のメンバーはアニメ版では18話から登場し、春馬に会わせないようレン達に勝負を仕掛けた。いずれも太陽たちのチームメンバーと同等あるいはそれ以上の実力者揃い。37話ではメメント・モリを倒すためにレンと協力し、それ以降レン達との仲も良好になった。 神倶土 春馬(かぐつち はるま) 声 - 小野大輔 / 村中知(小学生時代) 神ノ原中学校の生徒で、明のクラスメートだった青年。右に曲がる癖を持っている。褐色肌の白髪で鋭い目つきが特徴。明のチームのリーダーだったが、とある理由でチームを離れ、彼が渋谷へと引っ越したのをきっかけに明のチームは解散してしまい、その後は薫、志乃、茉利子とチームを組んでいる。 レンの持つストライクリングは元々彼が所持していたものである。 アニメの第1期第1章では名前とシルエット姿のみ登場していたが、第1期第2章で正式に登場した。その際には背後に人間態のルシファーを従えて渋谷の街を歩いていた。映画第一作での小学生時代や39話、『Rain of memories』での明の回想によるとかつては一人称が「僕」であり、笑顔を見せている好青年だったが、自身の弱さを付け込まれてメメント・モリに憑依された事で一人称が「俺」に変わったり単独で相手チームのモンスターを容赦なく叩き潰すなど性格が無情になってしまい、更にメメント・モリの記憶改竄を受けてしまった事でレンに対して「自分の母親を奪った」と間違った記憶の元で目の敵にしていた。ルシファーを使ってレン達を敗北させると神ノ原のトップ4を倒してくるよう言い、その場を後にする。 しかし、レン達がトップ4であった太陽達を倒し、条件をクリアしたにも関わらず、渋谷に再びやって来たレン達を「状況が変わった」という理由で約束を反故し、再びその場を立ち去ろうとする。レンが記憶について問い詰めようとした瞬間、メメント・モリによって捕まってしまう。徐々に薄らいでいる意識の中、レンの呼び声で自ら洗脳を解き、自身を操ったメメント・モリを撃破した。 38話ではレンが昔神ノ原に住んでいた頃の仲の良かった親友であり、葵や皆実とも面識があった事と父親の玄馬が起こそうとしている計画を話し、操られていたとはいえレンに酷い仕打ちをしてしまった事を謝罪した。メメント・モリによる洗脳が解けた後も引き続き一人称は「俺」を用いているが、父親の玄馬に対しては「僕」を用いている。 46話ではバベルに全ての記憶を抜き取られたために意識不明になり、このままでは呼吸の方法すら忘れて死亡寸前になるという極めて危険な状態に陥ってしまう。しかし、最終話でレンが解放の呪文を入力した事で他の人々共々意識と記憶を取り戻し、レンとともにカルマにオラゴンを放ち、カルマを撃退する。 幼い頃のレンから「はるちゃん」と呼ばれていた。チームメンバーで個性が強い3人をまとめ上げている事にレンから称賛されている。 現在のチームは彼が洗脳された後に結成されたチームだが、洗脳が解かれた後も変わらず強い結束力で結ばれている。特に志乃からは恋心を寄せられているが、彼女の自分自身に対する想いに対し気がついているかは不明。しかし、少なくとも彼女に対してはチームメイトとして大きな信頼を置いており、彼女が茉利子による悪戯で階段から転げ落ちそうになった時には、葵と皆実をやや乱暴に退かしてまで彼女の身を案じていた。第2期前編の最終話に登場し、チンギス・ハンを操り神威によって動きを封じられた上杉謙信を倒した。 3DS版ではアニメ版と心情が大きく異なっており、春馬がまだ幼い頃に百合がオブリビオンらの襲撃から幼いレンを庇った事で意識不明に陥り、その事でレンを逆恨みしていた。そのため、玄馬の計画にも当初は全面的に加担していた。 大和田 薫(おおわだ かおる) 声 - 高橋広樹 春馬のチームメンバーの一人。上半身は常に半裸で、泳ぎで鍛えられた筋肉で身体が引き締まっており、鍛えた筋肉に絶対の自信を持っている。マイペースかつお調子者な性格。 水泳と水球で全国を取っており、オリンピックの選手候補に選ばれるほどの実力者。 アニメでは明と太陽の前に現れ、春馬にとって邪魔な存在な二人を倒そうとロミオを召喚した。太陽のロキを撃破し、明も一度は追い詰めるも、明の神威にロミオを倒されて敗北する。 メメント・モリ撃破後は春馬同様レンたちと協力し合う機会が増えた。参仗とは同じ体育会系であるためか相性が良く、クシナダが放った大蛇を参仗と共に生身で挑みかかるも、あっけなく吹き飛ばされた。また、志乃の春馬に対する想いを知ったのちは、茶化しながらも志乃を応援していた。 一ノ瀬 志乃(いちのせ しの) 声 - 大西沙織 春馬のチームメンバーの一人。黒い制服とロングスカートを着用しており、クールで知的な雰囲気を醸し出している女性。ロボットのようにあまり感情を表に出さず、自分に必要の無い人間は記憶しないようにしているなど、冷たい印象を与えている。一方、リーダーである春馬には忠実でなおかつ好意を抱いており、戦いの中で思わず告白ともとれる言葉を口走ってしまった事もある。春馬との仲を薫や茉利子からも応援されているが、自分は春馬には釣り合わないと考えておりはっきりと想いを伝えられないでいる。 計算が得意で数学オリンピックで1位を獲得している。チームの参謀的存在で春馬にも頼られているが、考えすぎると鼻血が出て来てしまう癖がある。 アニメでは葵と参仗の前に現れて卑弥呼を召喚し敗北へ追い込もうとするが、ルシファーの妨害で引き分けになった。 37話では春馬を救うためにレンたちに協力してメメント・モリを迎撃する。 40話にてXFLAG PARKでレンたちと別れた後にクシナダの存在を感知し追跡を試みるも返り討ちに合った挙句操られてしまい、レンたちに攻撃を仕掛ける。クシナダ撃破後は正気を取り戻し春馬に救出される。その際、クシナダの入力した秘密のコマンドを記憶していた事で、グレイスモール神ノ原の地下にあった素粒子研究センターへチーム全員が到達する事に成功する。 小林 茉利子(こばやし まりこ) 声 - 山崎はるか 春馬のチームメンバーの一人。かなり奇抜なファッションをしており、ペロペロキャンディのような巻き毛に右目にハート型の眼帯をつけ、ピンクと青のアシンメトリーなリボンの付いたヘソ出しルックの制服を着ている。日本一の読者モデルでもある。 アニメでは皆実と茜の妨害をする為にアリスを召喚するも敗北。皆実達が春馬の居場所を聞き出す前にどこかへ消えてしまったが、37話では春馬を救うために駆けつけ、アリスの能力でレンの龍馬を回復させた。 薫同様、志乃の春馬に対する想いを知ったのちは、茶化しながらも志乃を応援していた。
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